管理医療、大麻、エネルギー株が上昇−米選挙後結果受け安心感
Felice Maranz
2018年11月8日 5:02 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-07/PHU2XYSYF01S01
米中間選挙が予想通りに展開したことを受け、買いが膨らんだ。議会選挙では共和党が上院の
過半数議席を維持する一方、民主党が下院を制した。分割政府に加え、政治的行き詰まりに
陥る可能性は、多くの業界にはプラスだとみられている。
  業界固有の買い材料も数多い。大麻関連株はミシガン州での大麻合法化が追い風になった。
エネルギー資産への投資家は、コロラド州の選挙結果を好感。規制緩和が続く公算が大きい一方、
下院民主党が金融業への手綱を締める可能性もあるため、銀行株はまちまち。貿易や規制関連
の動きを見極める動きの中、テクノロジー銘柄は大幅上昇した。

ドイツ銀行のチーフ国際エコノミスト、トルステン・スロック氏は「議会のねじれ現象は歴史的に株式
への強材料で、ここでもまた同じパターンになるとみている」とリポートで指摘した。

動意業種のハイライト
原題:Health Insurers, Cannabis, Energy Stocks Gain on Election Relief(抜粋)