市場は若干調整しているが、ファンダメンタルズに変化ない=黒田日銀総裁



[ヌサドゥア(インドネシア)/東京 12日 ロイター] -
日銀の黒田東彦総裁は12日、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会合の閉会後、米国発の株価下落について「市場は若干調整しているが、
これまでのところ日米欧経済の良好なファンダメンタルズ(基礎的条件)に変化はみられない」との認識を示した。現地の記者会見で語った。

黒田総裁はまた「株価のベースとなる企業収益は内外ともしっかりしている」と述べた。
その上で総裁は「内外の市場動向が日本の経済、物価情勢に与える影響を引き続き注意深く見ていきたい」と語った。