2018/10/11
ロバート・シラー:熱狂と自己満足の時代
https://www.financialpointer.com/jp/post-17956/
執筆:FP編集部
資産価格の実証的研究で2013年ノーベル経済学賞を受賞したロバート・シラー教授が、米市場
の『熱狂』と『自己満足』を指摘した。
市場は良いニュースにばかり目を向け、都合の悪い事実には注意を払わなくなっているという。

シラー教授は米住宅価格についてもコメントしている。
いくつか心配はあるものの、米住宅市場が分岐点に差し掛かったとはまだ考えていないという。

住宅価格は、シアトル、ニューヨーク、ボストンなど数都市で上昇が鈍化しているものの、全国ベース
ではまだかなりいいペースで上昇しているという。
足元の住宅価格鈍化について興味深い解釈を披露している。

この弱さは、信じられないかもしれないが、いくらか貿易戦争と関係しているのだろう。
中国その他の投資家は住宅価格を押し上げてきたが、今は止んでいる。