すげーな

シングルマザーが8月に憂鬱になるわけ 役所の現況届、これでいいのか

8月は、シングル家庭がもらっている児童扶養手当の「現況届」を出す月である。
児童扶養手当は、平均就労収入が200万円にしかすぎない母子家庭をささやかに支えるものだ。
月に数万円の手当でも、母子家庭にとっては命綱の役割も担っている。
(略)
2.交際する異性がいないことも、届けななければならない
現況届の現物を見せてもらったなかで、一番驚いた市町村に、電話をさせて戴いた。
そこでは現況届に「異性との交友関係について」という欄がある。

結婚の予定がある、100歩譲って「家の出入りがある特定の異性がいる」という項目はまだよいとしても、
「家の出入りはないが、特定の異性とお付き合いしている」
「特定の異性とのお付き合いはしていない」という項目まであるのだ。

担当の方によれば、異性の家の出入りがあるならば、「婚姻に準じる」と考えるのが普通なのではないかとのことだった。
家に出入りしなければ、「ギリギリセーフ」。

交際しているひとがいないことまでも届ける必要があるのか、プライバシーの侵害という苦情は来ないのかと聞いてみたが、

「制度を利用するときに、その調査に合意してもらっていると考えています。
後ろめたいことがなければ、答えることに躊躇する必要はないのではないですか?
困るのは、危ない方や受け取る資格がない方で、みなさん、ご理解されていると思います」
https://news.yahoo.co.jp/byline/sendayuki/20180824-00094265/