7月のパソコン出荷12%増、働き方改革でノート型好調
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34633430X20C18A8X13000/

電子情報技術産業協会(JEITA)は27日、7月のパソコンの国内出荷台数が
前年同月比12%増の51万台だったと発表した。出荷額は15%増の502億円。
台数・金額ともに5カ月連続で前年実績を上回った。国内企業が推進する「働き方改革」の一環で、
持ち運びしやすいモバイルノートタイプの需要が急増していることが背景にある。

 内訳では、ノート型が16%増の39万台。ノート型に含まれるモバイルノートは24%増の11万台と大きく伸びた。
パナソニックは6月に「レッツノート」の新モデルを発売した。「LV7」は
14型画面で重量が1.25キログラムと軽く、顔認証機能を搭載している。
オフィスの外で働く「テレワーク」が普及していることから、セキュリティー面に配慮した。

 一方、デスクトップ型はノート型に押されている。7月の出荷台数は1%増の12万台と微増にとどまった。
各社が売れ筋のモバイルノートに製品ラインアップを移す傾向が強まりそうだ。(杜師康佑)