バリ島原産「キンタマーニ犬」をブランド化へ インドネシア、観光資源へ

 日本人観光客も多く訪れる国際的な観光地、インドネシア・バリ島に、白い毛並みや人間に忠実な性格が特徴のキンタマーニ犬と呼ばれる原産種がいる。
地元愛犬家団体は犬種の国際公認を目指して活動。新たな観光資源として売り出そうと、地元政府やブリーダーも協力してブランド化に乗り出した。

 バリ・キンタマーニ犬血統協会によると、体長は40〜55センチ、体重13〜17キロの中型犬。
白や黒、まだらなど計4種類があり、約8割を占める白色が1番人気だ。島内に計約50万匹いるとされる。

 協会は、尾の角度や骨格、耳が立っているかなど細かく犬種としての標準を規定。
国際的な認知度を高めるため、国際畜犬連盟(FCI・本部ベルギー)に公認を求め、地元政府と協力して活動を進めている。(共同)

インドネシア・バリ島バンリ県の繁殖センターで飼育されているキンタマーニ犬
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