「北朝鮮専用機墜落したら…」=米朝会談めぐり麻生節

 「(北朝鮮の)見てくれの悪い飛行機がシンガポールまで無事に飛んでくれることを期待するが、途中で落っこちちゃったら話にならん」。

 麻生太郎副総理兼財務相は16日、東京都内で開かれた自民党議員のパーティーであいさつし、6月12日に予定される米朝首脳会談に言及。老朽化も指摘される金正恩朝鮮労働党委員長が搭乗する専用機に懸念を示した。

 麻生氏は自民党が政権に復帰した2012年の総裁選にも触れ、「暗いやつを選ぶか、あまり頭の良くないやつを選ぶか。だったら、おなかの悪いのが一番いい」と評していたことを振り返った。
順に石破茂元幹事長、石原伸晃元幹事長、安倍晋三首相を指すとみられる。

 国会でのやじに関し、首相官邸から注意を受けたばかりだが、「麻生節」が止まらなかった。