018/04/19 10:31
〔Market Flash〕日本のバイオテック銘柄は「期待」から「確信」への過渡期〜野村

野村証券のバイオテック業界リポートでは、4月17日時点で、バイオテック企業35社の時価総額が2.0兆円を超え、過去最高水準となっていることを指摘している。
17年1月以降、ペプチドリーム(4587)の共同開発案件の増加や、サンバイオ(4592)、JCRファーマ(4552)などで新規性の高い臨床試験が前進したことなどが、
業界全体の時価総額を押し上げたと考えている。また今後も、共同開発や新たなシーズの発見や、臨床試験の進展がバイオテック企業の評価を高める傾向は
変わらないと予想している。パイプラインの開発ステージが進むことで、投資家のバイオ業界への関心や信頼性が高まり、業界全体の時価総額拡大につながると、
野村では考えている。