[ワシントン 14日 ロイター] - トランプ米大統領に国家経済会議(NEC)次期委員長に指名された保守派の著名経済評論家ラリー・カドロー氏は14日、強く安定したドルが米経済の成長にとって重要との考えを示した。

カドロー氏はCNBCのインタビューで「税率を最低水準で維持し、規制と政府支出を最低限で維持し、ドルを健全な水準で安定推移させる場合、好調な経済がもたらされる」と発言。

また、ドルが過去1年で下落したことに触れ、「たとえば、ドルがさらに10%下落する状況は望まない」とし、「ドルは現状よりも若干高い水準が望ましいが、安定が重要だ」と述べた。