森友問題に揺れる日本株、外国人投資家はなぜそれでも日本株を買うのか?

13日の東京市場の寄り付きで国内外の証券会社13社経由で外国人投資家の日本株買いがグロスで1278億円、ネットで569億円の買い越しとなっていた。
このネット買い越し額は1月末の急落以降、単日では最高レベルだ。
日本株に対するセンチメントの強さを感じる。

ニューヨークのヘッジファンド幹部
「安倍は麻生を絶対に辞めさせないと言っている。
今の自民党政権で本当に猫の首に鈴を付けることのできる大物政治家はいるのか?
トランプ、習近平と並ぶ盤石な政治基盤ならば、安倍は麻生を解任しない。
北朝鮮リスクが高まっても、デタントの可能性が高まっても、安倍の支持率はまた上昇する。」

スキャンダルが一服して安倍政権の支持率が30%を割るような悪化を見せず、
安倍首相が石に噛り付いてでも政権維持に固執する姿勢を見せる限りは、昨年7月同様、海外勢の買いは奏功するだろう。