正確な時計に取り換えたら…2分早く終了 センター試験
1/14(日) 23:58配信
朝日新聞デジタル
 14日の大学入試センターでは愛媛大(松山市)の会場で、試験監督が本来よりも2分ほど遅く数学の試験を始めながら、
予定時刻通りに終わらせるミスを起こした。結果として、93人の受験生は試験時間が2分足りなくなり、希望すれば再試験を受けられることになった。
 試験は60分間で、午前11時20分に開始予定だった。大学入試センターによると、開始から約20分後、時間を管理するタイムキーパーが、
会場の時計の時間が約2分遅れていることに気づき、正確な時計と取り換えた。ところが、監督が新しい時計の時刻に合わせて試験を終了させたため、本来よりも短い試験時間になってしまった。
 試験終了後に受験生から「試験時間が短かった」と指摘があり、ミスが判明したという。(根岸拓朗)