米エルサレム首都認定】メイ英首相「賛成出来ない」

 【ストックホルム=岡部伸】トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことを受け、英国のメイ首相は6日「米国の決定に賛成できない」との声明を発表した。
 英首相官邸によると、メイ氏は、「和平に取り組もうとするトランプ氏の思いに対しては賛同する」としながら、今回の決定は「地域平和という観点からは役立たない」と述べ、「エルサレムはイスラエルとパレスチナの交渉によって決められるべきだ」と指摘。
 在イスラエル英大使館について、メイ氏は「テルアビブから(エルサレムに)移す予定はない」と語った。