【英ハリー王子婚約】婚約者の米女優マークルさん 詳細な経歴報道に落胆
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11月28日 12時05分

イギリス王室のハリー王子の婚約発表で、相手のアメリカ人の女優、メーガン・マークルさんは、母親がアフリカ系のルーツを持つことなどを
詳細に報じられたことについて「落胆させられた」と語り、世間の受け止め方に戸惑いがあったと心情を吐露しました。

27日に婚約を発表したイギリス王室のチャールズ皇太子の次男、ハリー王子の相手、メーガン・マークルさんは、白人の父親とアフリカ系の
ルーツを持つ母親との間で生まれたアメリカ人の女優で、4年前にアメリカ人映画プロデューサーと離婚しています。

イギリス公共放送BBCとのインタビューで、マークルさんは、2人の交際が報道された際、こうした自身の経歴が詳細に報じられたことに
ついて「落胆させられたし、人種差別にもつながる」と語り、世間の受け止め方に戸惑いを感じていたと心情を吐露しました。

マークルさんは、これまで、女性の権利を訴える活動を行っていて、去年のアメリカ大統領選挙では、トランプ大統領を「女性嫌いだ」などと批判していました。

27日の記者会見で、ハリー王子は、マークルさんがイギリス王室の一員になることについて聞かれ、「彼女は私を選び、私は彼女を選んだ。2人で一緒に
乗り越えなければいけないし、彼女にはそれができると思う」と述べて、マークルさんが国民に親しまれる存在になってくれるという期待を語りました。