2017年11月15日 / 08:26 / 14分前更新
UPDATE 1-今日の株式見通し=軟調、米株安が重荷 短期筋の仕掛け的売りに警戒
http://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-outlook-idJPL3N1NK747
日経平均の予想レンジは2万2150円─2万2400円。

日銀は前日まで2営業日連続で717億円のETF(上場投資信託)買いを実施した
が、両日ともに日経平均は大引け前に弱含む動きをみせている。市場では「東証1部の売
買代金が2日続けて3兆円を下回った。海外勢が売りに転じている可能性が考えられる」
(みずほ証券シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)との声も出ている。

日銀のETF買いによる株高効果への期待がはく落する中、国内では9月中間期の決
算発表が一巡。きょうは寄り付き前に日本の7─9月期国内総生産(GDP)速報が公表
されるが、日中は手掛かり材料が乏しく、次第に様子見ムードが広がる可能性が高い。「
上値を追う投資主体がいない」(国内証券)との声が聞かれる中、短期筋による先物売り
の影響で、一段安となる展開も予想されている。