バーナンキとイエレンが対応した課題は、
短期金利が下限に到達した後は追加のpolicy accomodationを提供せなあかんかったことと、
FRBのマンデート達成に近づくにつれて、FRBのバランスシートが大きく膨らんだ状態で
policy accomodationをスケールバックし始めんとあかんかったことや。

金融危機の直後にFRBが導入した金融政策ツール(forward policy guidance、
大規模なasset purchase、excess reserveに対するpayment of interest)は、
課題の克服に役立ったと思うで。
ただ、短期金利のneutral levelが過去10年よりも相当低いことを示唆するevidenceが
ちらほら見えとるような気がすることを踏まえると、未来の金融政策を決定するピーポーが
また上記のよう課題に直面する可能性はuncomfortably highやな。

そんなわけで、短期金利がまた下限に到達しちまった場合でも対応できるように、
unconventional policy toolをまた活用できる状態でキープしとかなあかんな。