手離し65秒で手動運転を義務化
初の安全基準、19年10月以降

国土交通省は自動運転車に関する初の安全基準を導入した。
高速道路などを自動走行する際、ドライバーがハンドルから65秒以上手を離すと手動運転に切り替える仕組みを搭載することを義務付けた。
2019年10月以降の自動運転機能を備えた新型車が対象。
現在販売されている車種は21年4月から適用し、中古車は対象外とした。

高速道の同一車線を自動走行できる機能を備えた車が普及し始めているのを踏まえ、システムを過信した手離し運転による事故防止につなげる狙い。
統一的な基準を示すことでメーカー側も目指すべき要件が明確になり、技術開発を円滑に進められるようになる。

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