日経平均約21年ぶり高値、IMFや機械受注で景気楽観−円安一服重し
河元伸吾2017年10月11日 08:16 JST 更新日時 2017年10月11日 15:20 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-10/OXMPWX6JTSE801
2015年6月の2万0868円03銭上回る、アベノミクス相場の高値更新
ことしの世界成長率予想、7月のプラス3.5%から3.6%に上振れ

 三菱UFJ国際投信・戦略運用部の石金淳チーフストラテジストは、「IMFの上方修正など景気指標が強く、
素直にマーケットが反応している」と指摘。1株利益で現在8%増益が予想されている企業業績の背景にある
のは、「内外経済が拡大を続けることで、昨今の指標をみる限り、大崩れすることはない」との見方を示した。
  IMFは10日、ことしの世界の経済成長率は3.6%、来年は3.7%と予想、7月時点の予測からそれぞれ
0.1ポイント引き上げた。アナリスト予想では17年が3.4%、18年は3.5%の成長見込みだった。日本は、外需
や財政刺激策の継続が主導し、17年の成長率は1.5%と前回から0.2ポイント上方修正。18年は0.7%へ
の鈍化を見込むが、3カ月前の予想より0.1ポイント高い。