ネット関連株 相場操縦の疑いで3人逮捕


東証マザーズ上場のインターネット関連会社の株価を不正につり上げたとして、
69歳の男ら3人が、金融商品取引法違反の相場操縦の疑いで警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、住所不定、無職の高橋利典容疑者(69)ら3人です。

警視庁の調べによりますと、3人は3年前の平成26年2月、
東京・港区にある東証マザーズ上場のインターネット関連会社、「ストリーム」の株を複数の名義を使って大量に購入するなどし、
株価を不正につり上げたとして、金融商品取引法違反の相場操縦の疑いが持たれています。
この事件を巡っては、警視庁と証券取引等監視委員会が去年10月、「ストリーム」の本社などを捜索し、
押収した資料を分析するなどして捜査を進めていました。
捜査関係者などによりますと、「ストリーム」の株価は相場操縦が行われたあと、
急激に高騰していて、3人が株価をつり上げたあとに売り抜け、利益を上げていたと見られるということです。

警視庁は、ほかにも複数の人物が関わっていると見て調べています。
警視庁は捜査に支障が生じるおそれがあるとして、3人が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。

NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171013/k10011176451000.html