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  米労働省が13日に発表した8月のPPIは前月比0.2%上昇。市場予想(0.3%上昇)は若干下回ったが、
0.1%の減少だった前月からは改善。食品とエネルギーを除くPPIコア指数は前月比0.1%上昇、前年比では
2%上昇。連邦公開市場委員会(FOMC)が来週の政策会合後に発表する声明で、タカ派寄りの文言が
聞かれるとの観測が強まり、13日の米債券市場は続落し、10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=
0.01%)上昇し2.19%。
  ニューヨーク原油先物は2.2%高の1バレル=49.30ドルと続伸し、5週間ぶりの高値で引けた。国際エネル
ギー機関(IEA)と石油輸出国機構(OPEC)がいずれも需要見通しを上方修正したことが好感された。13日
の米国株はエネルギー株が高く、S&P500種株価指数が0.1%高の2498.37、ダウ工業株30種平均が0.2%
高の22158.18ドルと連日で過去最高値を更新。