赤字22億円「東京女子医大」の危機的状況

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東京大学医学部の後輩の40代の医師で、現在、都内の大学病院の准教授を務める人物は
「手取りは30万円代です」とこぼす。彼の妻は専業主婦で、2人の子供がいる。家賃、食費、教育費を稼がねばならない。

彼は生活のために、アルバイトにあけくれている。毎週1日は都内のクリニックで外来をこなし、週末は当直を務める。
これで月額50万円程度を稼いでいる。

こんなことをしていると、肝心の診療がおろそかになる。最終的に、そのツケは患者が払うことになる。
前出の医師は、「昼間、病棟には研修医しかいません。スタッフは外来、手術、そしてアルバイトに
行かないといけないからです」と言う。これでは、入院患者の治療は二の次になる。