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「今日は学校に行きたくない」と懇願され休ませたらゲーム三昧

2025/05/11(日) 00:09:51.06ID:???
この「不登校の答え合わせ」は、登校に困難を抱えた経験がある方に、今だから語れる思いをお聞きするインタビューシリーズ。いまや40万人にのぼるともいわれる不登校児童生徒当事者や、それを見守る大人たちにとってのヒントを探ります。

共働き世帯と専業主婦世帯、割合は? 女性が働きづらさを感じている原因は?

現在お届けしているのは、「番外編」。入学・進級を迎えた4月~GW明けにかけて急増する「登校渋り」や「不登校」への対応法を専門家にお聞きしています。解説は、不登校・発達障害の児童生徒を中心とした個別学習指導に20年以上携わる、公認心理師の植木希恵さんです。

一生懸命で頑張り屋な親ほど陥りやすい「初期対応の誤解」とは?――今回は、「欠席した日、家でいい思いをさせると学校から足が遠のくのでは?」という誤解についてアドバイスをいただきます。
2025/05/11(日) 00:10:20.29ID:???
【不登校の答え合わせ|怠けグセの嘘ホント編】
「ゲームばかりしている」のは、「必要カロリーが高いことはできない」という状況の裏返しかも

「家にいてもつまらないから、学校に行こう」と思わせるべく、「学校を休む日はゲームや動画を禁止して、あえて家の居心地を悪くしている」というご家庭もあるようです。欠席中の家の環境設定をどうするか、葛藤はつきものですよね。

もちろん、先ほどのような方法が完全にNGというわけではありませんし、ゲームや動画視聴に一定のルールを設けるのは妥当でしょう。が、必要以上に禁じるのは、子どもにとっての「この瞬間を生きる理由」を奪う行為になりかねません。

、「抑うつ状態」に陥るケースは非常に多いです。
2025/05/11(日) 00:10:24.79ID:???
親も自らを振り返ると、「気づくとスマホばかり眺めている」という瞬間はありますよね。疲れがたまったときなどに、特にそうなりがちではありませんか?つまり、「スマホばかり見てしまう」のは、「そうするエネルギーしか残っていない」から。

子どもも同じです。勉強・登校・人付き合いなど、カロリーを要する行為に取り組めない状態だからこそ、「ゲームばかりする・動画ばかり見る」。あるいは、考えたくないことを考えずに済むように、必死に異なるインプットをしているのかもしれません。

ちなみに、子どもでも「うつ病」にだってかかりますし、病気とまではいかなくとも
2025/05/11(日) 00:10:54.21ID:???
▼抑うつ状態の例

食欲がない
眠れない/寝てばかりいる
ボーっとしている
それまで好きだったことを楽しめない
身だしなみに気を配らなくなる


これらはすべて、自分に構ってあげられるエネルギーがなくなっている状態。こういった状態のときに、楽しみを取り上げられてしまったら、生きていく意味がわからなくなるのではないでしょうか。

そんな時、親がすべきは「ゲームや動画の禁止」よりも、「話を聞く」「観察する」「カウンセリングなどにつなぐ」といった行為なのではないでしょうか。
2025/05/11(日) 00:11:05.37ID:???
怠け癖は、「つく」ものではない。そもそも人間は、怠けたい生き物なのだから

好きなことを奪う危険性は理解しつつも、「怠け癖がつくのでは?」と心配する声もまた、よく聞きます。でも、私は「怠け癖なんてつかない」と思っているんですよね。なぜなら、そもそも人間は「怠けたい」のが普通だから。

私は自分の「好き」を仕事にしましたが、それでも「明日のセッションがお休みにならないかな」とよく考えます(笑)。同じくあなたも、仕事に行きたくない日があるでしょう。でも、それは「家の居心地が良いから」ではありませんよね。「家の居心地が良い=怠ける」という関係が成り立つわけではないのは、既にお分かりなのではないでしょうか。

人間として、生物的に怠けるのは当たり前。では、なぜ多くの人々が、日常生活に差し支えるほどに怠けずにいられるのかと言えば、恐らく「人間関係」があるからです。信頼を構築したい、裏切りたくない――だから自分を律している。学校を欠席する日は、学校における人間関係を断絶している状態であり、それが続くのであれば「怠けないための理由」が失われているとも言えます。
2025/05/11(日) 00:11:25.74ID:???
そこで大切になるのが、「親との人間関係」です。だからといって、ビシバシおしりを叩く必要はありません!たとえば以下のような、「軽めのアイデア」を探すといいと思います。

「次に学校に行った時に困らないように、教科書を一緒に読んでみる?」
「宿題だけはやっておこうか」

これらはあくまでも「提案」であって、「休んだ罰」ではありません。これまでお話してきた通り、「それらに取り組むかどうか」も本人の課題。決定権を握るのは親ではありません。
2025/05/11(日) 00:11:30.54ID:???
上記の例では、「勉強道具なんて見たくもないなら、そう言ってもいいよ」と伝えながら、そもそも本人が勉強の遅れを気にしているのかどうか、気持ちを確認したらいいと思います。もし「少し取り組んでみる」と本人が決めたなら、本人のペースを尊重してあげましょう。本当は10問やるべきところを、「やっぱり疲れた」と5問で切り上げてしまったとしても、「0にはせず5問も取り組んだ」という事実を大切にしてあげてくださいね。

もちろん勉強に限らず、

「お母さんが仕事に出てる間、洗い物してくれない?」
「朝ごはんは一緒に食べよう!」

という形で、親との人間関係を意識的に育むのもいいですよ。
2025/05/11(日) 00:11:40.56ID:???
それでもイライラしてしまうなら、まずはあなたの疲れの回復に集中して

このように、「この子は今何をやろうとしてるのか」「どんな精神状態か」――そうやって見守ると、「遊んでいるだけ」の状況にまた違ったヒントが見出せると思います。それでも、イライラしてしまう日も、きっとありますよね。

もし、イライラが勝って、子どもを見守る姿勢が保てないなら、それはあなたが相当疲れている証拠。頑張るのを、今すぐやめましょう。まずは自分を立て直すのが優先です。今日やる必要がないことは見送って、戦略的にちょっとゆったり過ごす。友達と遊びに行くのもいいかもしれません。

子どもがすんなり学校に行かない日々では、「あの手はどうか?」「こっちを試してみよう」と、行動が「足し算」になりがちですが……やらないことを決めたり、手抜きできる部分を探したりという「引き算」を考えるのも、意外と重要ですよ。
2025/05/11(日) 00:11:46.66ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/13ca85cb336ae1dd506e40a58905ff0b259e1543?page=3
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