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東北きりたんSS保管庫
0002掃きだめの名無し2020/06/25(木) 22:57:42.62ID:???
1 【*^▲^*】 2020/06/25(木) 22:01:03.35
完成したらサイズフェチ総合サイトに投稿する↓

じりじりとコンクリートが焼けるような、暑い7月の昼下がり。夏休みが近づくにつれて、下校する小学生の話し声は日増しに大きくなっているように感じる。彼らの中で、ひときわ目立つ子がいる。包丁のかたちをした髪飾りをつけた茶髪の子だ。
 なぜそんな髪飾りなのか? とても興味をそそられる。この前、朝のあいさつをしたら返事をしてくれたし、尋ねてみても大丈夫だろう。そんな軽い気持ちから話しかけたのが間違いだった。

(↓続く)
0003掃きだめの名無し2020/06/25(木) 22:57:55.34ID:???
2 【*^▲^*】 2020/06/25(木) 22:02:22.54
 「え、だれですか、あなた……」
 しらない人に話しかけられて、つい、こう答えてしまった。こういうときはどうすればいいんでしたっけ。たしか、学校から渡されたスプレーを使えばいいんでしたよね。
 男に向かってスプレーを吹きかけた。男はみるみる小さくなる。ついには、手のひらに収まる大きさにまでになった。

 男は呆然と立ち尽くし、状況が飲み込めていなかった。どうして少女がいきなり大きくなったのか?
「ねぇ東北!こいつ小さくなったよ!」
もうひとりの少女の声が耳をつんざく。
「小さくなるとは予想外でした……どうしましょうかね」
「そのへんに捨てた方がよくない? 他の人に見つかったらめんどうだよ」
捨てる? いったい何の話をしているんだ?
(↓続く)
0004掃きだめの名無し2020/06/25(木) 22:58:08.91ID:???
4 【*^▲^*】 2020/06/25(木) 22:02:49.50
一呼吸置いたのち、包丁の少女が口を開く。
「この人は私の方でなんとかするんで、音街はもう帰って大丈夫ですよ」
「ほんとにだいじょうぶ……?なんかあったらラインしてね!」
もうひとりの少女は去っていった。
「なんとかすると言ったものの……」少女はこうつぶやいたのち、大きな右手をこちらに伸ばす。汗ばんだ両手につつまれた。
「家に持ち帰ってから考えることにしますかね」
少女が歩くたびに男は上下に揺さぶられ、家につく頃には意識を失っていた。

 「ちょっと、生きてます?」
(↑ここまで書いた)
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