法は今日まで、小室氏のような人物が皇室と縁戚関係になるようなことを予め想定していなかったのです。
もはや性善説では、今回のような問題を乗り越えることができないのは明白であり、法の不備を
埋め合わせ、強化しなければならない事態に我々は直面しています。
オランダなどでは、王族が結婚するために、政府と議会の承認が必要とされています。これは王室や
国家に害をなす人物が姻戚関係となるのを防ぐ目的で定められた法規範です。イギリスでは、
王位継承順位6番目までの王族は国王の許可を得なければならないと規定されています。
ヨーロッパでは、王室の結婚は国家の尊厳維持や安全保障にも関わる問題と考えられているのです。
我が国においても、不当な結婚を止める手立てを、国家が一定のレベルで持たなければなりません。
性善説だけでは、国家や皇室をもはや守ることができないということが、はからずも、小室氏の問題で
証明されたのです。
そもそも、この結婚を眞子内親王殿下に思い止まって頂かねばなりません。それができないならば、
法改正を含めた強行措置をとらなければなりません。皇室にとって、このような結婚が絶対に
あってはならないのです。
小室氏の言動の意味不明さをいくら批判したところで、問題は解決されませんが、先般の小室氏の
文書から一つ言えることは、「自分の名誉」を強調するあまり、事実上の借金を借金ではないと
言い張ることに終始しており、そうした姿勢は、社会人としての常識が欠落しているということだろうと
思います。
このような人物が今後も、皇室を狙い、続々と現れる可能性が大いにあります。今まで、
現れなかったことが不思議なくらいです。イギリスのメーガン元妃のこともあります。あらゆる想定される
危険から皇室を守るための体制や仕組みを整備することは、政治や国家の使命です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e8ff353ba83bb2cf59b98711d1255592ac2778a?page=3