JR西日本は30日、2019年春に神戸線の姫路−大阪間で通勤特急「らくラクはりま」を導入すると発表した。特急料金が必要で、平日朝の通勤時間帯に姫路発1本、夕方の
帰宅ラッシュ時に大阪発1本を運行。同区間を新快速よりも5〜10分程度早い約1時間で結ぶ。
JR西によると、同区間では朝夕の混雑を避けるため、特急「スーパーはくと」と「はまかぜ」を利用する通勤客もいるという。新たな特急は「くろしお」として使われている
6両編成の289系を活用。停車駅は姫路−三ノ宮は新快速と同じで、芦屋と尼崎には停車しない。1号車はグリーン車で女性専用席(18席)がある。
特急料金は大阪−三ノ宮・神戸で普通車指定席1170円、同自由席650円。大阪−明石・姫路で普通車指定席1490円、同自由席970円。J−WESTカードでのチケ
ット予約なら割安になる。JR西神戸支社の多田真規子支社長は「通勤を座ってゆったり快適に過ごしてもらえたら」と話す。
JR西はこのほか、神戸線などを走る新快速の一部に有料座席を来春導入する。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201811/0011864577.shtml
https://i.kobe-np.co.jp/news/sougou/201811/img/b_11864681.jpg