2022.11.22(Tue)
北村 泰介
人気時代劇ドラマ「必殺」シリーズ(朝日放送・松竹制作)が今年で放送開始50周年の節目を迎えた。藤田まことさん演じる中村主水(もんど)のイメージが一般的に定着しているが、それ以前には実験的な作品群も残されている。
長寿シリーズにつながる〝安定路線〟を確立したターニングポイントに焦点を当て、今秋、書籍「必殺シリーズ秘史 50年目の告白録」(立東舎)を刊行した著者の高鳥都氏に話を聞いた。(文中一部敬称略)
「表」の顔を持つ殺し屋たちの裏稼業を描いた同シリーズ。第1弾は1972年9月から翌年3月まで放送された「必殺仕掛人」で、藤枝梅安役の緒形拳さんが主演。続く「必殺仕置人」(73年4月-同10月放送)で中村主水、念仏の鉄(山崎努)らが登場。
初期作品は「正義の味方」的な勧善懲悪ではなく、「殺し」そのものにこだわるアウトローたちの闇や〝エログロ〟の要素もあったが、その後は大衆性を強めてお茶の間に定着した。
その転換期はどこにあったのか。80年生まれの後追い世代でありながら、「必殺」シリーズに造詣の深い高鳥氏が解説する。
「ターニングポイントは79年5月から始まったシリーズ第15弾の『必殺仕事人』です。それまで毎回、試行錯誤や実験を繰り返して、70年代という革新的な時代を反映した反骨精神や反逆心も含めたアウトローものでしたが、
『仕事人』には三田村邦彦さんが加わって、全84話、約1年半も続きます。当初は原点回帰のハードな作風でしたが、三田村さんのアイドル人気も出て、そこから基本的にストーリーをワンパターンへと落とし込んでいった。
80年代になると、暗い情念のドラマより明快さが求められ、中条きよしさん、ひかる一平さんらがレギュラー入りし、殺しのシーンも華麗になる。時代を反映してエリマキトカゲやワープロが出てきたりとか、それもある種の実験ではあるんですけど、
ストーリー自体はシンプルで、被害者が殺され、出陣して悪人を殺し、最後は、せん(菅井きん)、りつ(白木万理)、主水による〝中村家コント〟というフォーマットができました」
一方、マニア的な視点からいえば、その前作である第14弾の「翔べ! 必殺うらごろし」(78年12月-79年5月放送)が注目される。
かつて視聴率争いのライバルだった「木枯し紋次郎」(フジテレビ系)の中村敦夫が霊視能力のある行者役で主演し、男装の和田アキ子、「おばさん」という役名の市原悦子さんらが脇を固めた。
「翔べ! 必殺うらごろし」は70年代後半のオカルトブームを反映し(ちなみに月刊「ムー」創刊は79年)、超常現象がらみの事件が起きるという作風だった。
当時は低視聴率にあえいだが、今では逆に〝カルト時代劇〟として気になる存在になっている。同作は12月14日からCS放送「時代劇専門チャンネル」で放送される。
「『うらごろし』は実験路線の最たるものです。『殺しは夜』という定番に対し、真っ昼間に山の中やそこら辺の道端で殺す。しかも、刺したり殴ったりと原始的な方法で。さらに、テレパシーで殺された人の恨みをキャッチして相手を殺しに行くという、それまでのシリーズとは全く違うスタイルです。
必殺シリーズは『テロリズム礼賛』という批判を封じるために『お金と引き替えに殺す』ことをアリバイにする部分もあったのですが、『うらごろし』は金をもらわない点でも異質でした。
しかし、視聴率的には低迷し、その次の『必殺仕事人』もダメならシリーズ自体が終わるかもしれないという崖っぷちで一発逆転。徐々にパターン化され、三田村さんの挿入歌が流れるプロモーションビデオ的な映像で若い女性にアピールするシーンも途中から出てきたりして、変質していきました」(高鳥氏)
この第15弾「必殺仕事人」を礎として、シリーズは東山紀之主演の第31弾「必殺仕事人2009」まで、その後もスペシャル版(最新作は来年1月放送予定)という形で継続している。だが、その歴史の中にあった実験精神も忘れてはならない。
https://yorozoonews.jp/article/14774665 オカルト路線もだけど
うらごろしは金もらって恨みを晴らすっていう
必殺の基本コンセプト無視してるからなあ
0007新規スレ立て人募集 社説+の募集スレまで2022/11/27(日) 20:18:28.01ID:Xb98cJHH0
必殺うらごろし・仮面ライダーAmazon&ストロンガー・ウルトラマンレオが、オカルト/超常現象路線に傾いて鼻白んだ
時代はインベーダーゲームだったのに
>>7
レオはむしろカンフー、というかブルース・リーブームの影響 0012新規スレ立て人募集 社説+の募集スレまで2022/11/27(日) 20:52:19.50ID:VS+IaL2G0
和田アキコがパンチで悪人の首を一回転させたり
市原悦子が包丁で悪人を刺したり衝撃的なだったな
必殺シリーズ
年とってから見ると
おしまの三島ゆり子が
豊満熟女っぷりがいいよな
中村敦夫も素晴らしいけど
市原悦子が最高なのよなぁ
この道をまっすぐ行くとねえ
ブスッ!
地獄へ行くのさ!
0022新規スレ立て人募集 社説+の募集スレまで2022/11/27(日) 21:08:49.57ID:6MYqj3hS0
松木の解説レベル低過ぎます
もう我慢できない!
刺した包丁ボロ布で拭きながら「~なんて酷い事するなんて冗談じゃ無いよ…」とかヤッた相手にボヤき?言ってなかった?
この道をまっすぐ行くとねえ
ブスッ!
地獄へ行くのさ!
与党がカルト政党と組んだ時に
日本の政治は死んだと指摘したのは中村敦夫議員くらいだった
不意打ちで刺してその包丁ボロ布で拭きながら
「~なんて酷い事するなんて冗談じゃ無いよ…」とかヤッた相手にボヤきの様な罵倒の様なこと愚痴るように言ってなかったっけ?
与党がカルト政党と組んだ時に
日本の政治は死んだと指摘したのは中村敦夫議員くらいだった
この道をまっすぐ行くとねえ
ブスッ!
地獄へ行くのさ!
与党がカルト政党と組んだ時に
日本の政治は死んだと指摘したのは中村敦夫議員くらいだった
不意打ちで刺してその包丁ボロ布で拭きながら
「~なんて酷い事するなんて冗談じゃ無いよ…」とかヤッた相手にボヤきの様な罵倒の様なこと愚痴るように言ってなかったっけ?
タイムアウトで蹴ったくせに全部取り込んでんじゃねーかよ…
0035新規スレ立て人募集 社説+の募集スレまで2022/11/27(日) 21:19:32.23ID:dSyJOrP50
>>32
それがダラダラ23年も
どっちもどっちだが 市原悦子さん演じるおばさんのシリアスキラーっぷりが最高やった
もう自然体で殺す殺す
0037新規スレ立て人募集 社説+の募集スレまで2022/11/27(日) 21:25:12.36ID:5fQjPJu00
映画版でお笑い芸人が出てくるやつ酷かった
与党がカルト政党と組んだ時に
日本の政治は死んだと指摘したのは中村敦夫議員くらいだった
あれ?書き込めないなーと思っていたら連投していたでござる
失敬
0041新規スレ立て人募集 社説+の募集スレまで2022/11/27(日) 22:18:42.51ID:zhdVSv1h0
うらごろしの前がからくり人の第4シリーズか
その前辺りが仕事人前夜の主水の必殺商売人だよな
うらごろしがコケたせいで必殺シリーズ打ち切りの話に
必殺仕事人で三田村邦彦に人気が出て助かった
0045新規スレ立て人募集 社説+の募集スレまで2022/11/27(日) 22:39:51.90ID:iojc0seu0
うらごろしは和田の撲殺ばかりピックアップされるけど
よく見ると本当におっかないのは市原悦子のおばさんのほうだったりする
0046新規スレ立て人募集 社説+の募集スレまで2022/11/27(日) 22:56:49.04ID:JHZ9hPIK0
>>45
何かにつけかたられるおばさん最強説
それはそうと何か知らんけどこないだからうらごろしのテーマ曲が脳裡にヘビーローテーションしとる U-NEXTで必殺全シリーズあったから観たけど、
未見だった仕置屋稼業がめちゃくちゃ面白かった。
何のかんの言っても必殺史上最強レベルの先生。
これに勝てる仕事師おらんだろ。
>>49
先生、太陽がないと弱いから夜襲えば倒せる可能性はある
(こう書くとまるで特撮ヒーローだな) >>47
仕事屋→仕置屋→仕業→からくりの頃が必殺シリーズのピークのような気がする 0053新規スレ立て人募集 社説+の募集スレまで2022/11/28(月) 23:52:35.05ID:GzzWJB5l0
賛否あるうらごろしだけどいろいろな意味で必殺シリーズの分水嶺なんだろうな
出演者の面々も
“先生”を演じた中村敦夫はニュースキャスターへ
”おばさん”を演じた市原悦子は女優業へ
“若”を演じた和田アキ子は女性へ
それぞれ道を定めて転換したように思う
0054新規スレ立て人募集 社説+の募集スレまで2022/11/29(火) 01:22:56.34ID:aGjsCWxo0