東スポ2022年03月08日 05時15分
https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/ddt/4046831/
令和の〝伊勢丹襲撃事件〟が勃発した。ＤＤＴ２０日の東京・両国国技館大会でプロレス引退試合に臨むタレントのＬｉＬｉＣｏ（５１）が、夫で「純烈」メンバーの小田井涼平（５１）と伊勢丹新宿店での買い物帰りの路上で、男色ディーノ率いる「フェロモンズ」に襲われたのだ。２人の愛の証しでもあるパンケーキを作ることはまたしてもかなわず、無残な姿に…。夫婦で挑むラストマッチを前に暗雲が垂れ込めた。
ＬｉＬｉＣｏは引退試合で夫の小田井、彰人をパートナーにフェロモンズとの６人タッグマッチに臨む。プロレス未経験の小田井とは日々特訓を重ねており、この日は練習後に伊勢丹でパンケーキの材料を買い込んで帰路に就いた。
２０２０年８月に小田井のリクエストしたパンケーキの材料を買いに出掛けたＬｉＬｉＣｏは、雨で転倒。左膝蓋骨骨折の重傷を負い、プロレス引退決断を余儀なくされた。そんなアクシデントも乗り越え、帰り道では仲むつまじい会話が街中に響き渡っていた。
「やっと今日パンケーキ、食べられるからすごく楽しみだよ」（小田井）
「私もなんか大丈夫かな。作り方とか下手になってるんじゃないかなとか…」（ＬｉＬｉＣｏ）
ところがそんな幸せな時間は、あっという間に引き裂かれる。いったいどこで２人の情報を聞きつけたというのか、街中に突如として現れたフェロモンズの３人に急襲されてしまったのだ。ＬｉＬｉＣｏは今成〝ファンタスティック〟夢人に、小田井は飯野〝セクシー〟雄貴にそれぞれ羽交い絞めにされ身動きが取れない。ディーノに買い物袋を奪われ「お前らパンケーキだけでなく、何か作ろうとしてるな？ 見せつけてくれるぜ…」と辱められた。
ＬｉＬｉＣｏは万全だった右ヒザもディーノの攻撃によって破壊され、もん絶。さらに悪夢の時間は続き、恐怖の「フェロモンクッキング」なる蛮行が始まった。ＬｉＬｉＣｏと小田井は顔面に卵を叩きつけられ、薄力粉をまぶされてしまう。何とも卑劣な襲撃に、２人の悲鳴がこだまする。
「これからは街を歩くのも気をつけろよ。３月２０日両国では、テメーらを料理してやるよ」と捨てゼリフを吐いたディーノたちが去っていくと、道端にはあわれ顔面を卵と薄力粉まみれとなった２人が取り残された。
プロレス界では１９７３年１１月５日にアントニオ猪木が当時の妻・倍賞美津子、弟の啓介氏とのショッピング後に〝狂虎〟タイガー・ジェット・シンに襲われた「新宿伊勢丹前襲撃事件」がいまだに伝説として語り継がれている。〝伊勢丹帰り襲撃事件〟の今回も状況としては似ているが、決定的に違うのは妻のほうがプロレスラーで、歌手の夫が巻き添えとなった点だ…。
夕暮れに起きた惨劇にＬｉＬｉＣｏは「パパ大丈夫…？ あああ、チクショウ…もう…」とショックのあまり放心状態。小田井は「今日もパンケーキが食べられなかった…。あいつら絶対にぶちのめしてやる。両国で勝って、祝福のパンケーキを食べますよ」ときっぱり。本当に図らずも偶然、たまたまその場に居合わせた記者に雪辱を誓った。
果たして、２人は夫婦の愛の力でラストマッチを勝利で飾ることができるのか――。
【１９７３年はＡ猪木、倍賞美津子が被害】伝説の「新宿伊勢丹前襲撃事件」が起きたのは、１９７３年１１月５日のこと。猪木が当時の妻・倍賞美津子、弟の啓介氏と買い物を終えたところで、来日中だったシン、ジャック・ルージョー、ビル・ホワイトが鉢合わせに。シンが猪木に殴りかかって大乱闘になった。
猪木はガードレールに額をぶつけられ、全治１週間の裂傷。シンも猪木のパンチで?に全治４日間の裂傷を負い、警察が出動する騒動に発展した。
事件はマスコミのいないところで起きており、当日深夜に取材した記者からの「乱闘をそのまま街頭で再現するというのは前代未聞、長い日本のプロレスの歴史の上でも初めてだ」との問いに猪木は「変なレコードホルダーになってしまって申し訳ない」と答えている。また、この前代未聞の事件によりシンの悪名は日本中にとどろき、ブレークのきっかけとなった。
フェロモンズの襲撃を受けたＬｉＬｉＣｏ(右)。左は夫の「純烈」小田井涼平（東スポWeb）
https://img.tokyo-sports.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/a73019dc64f5a3abeb1bc420530ff206-450x372.jpg
https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/ddt/4046831/
令和の〝伊勢丹襲撃事件〟が勃発した。ＤＤＴ２０日の東京・両国国技館大会でプロレス引退試合に臨むタレントのＬｉＬｉＣｏ（５１）が、夫で「純烈」メンバーの小田井涼平（５１）と伊勢丹新宿店での買い物帰りの路上で、男色ディーノ率いる「フェロモンズ」に襲われたのだ。２人の愛の証しでもあるパンケーキを作ることはまたしてもかなわず、無残な姿に…。夫婦で挑むラストマッチを前に暗雲が垂れ込めた。
ＬｉＬｉＣｏは引退試合で夫の小田井、彰人をパートナーにフェロモンズとの６人タッグマッチに臨む。プロレス未経験の小田井とは日々特訓を重ねており、この日は練習後に伊勢丹でパンケーキの材料を買い込んで帰路に就いた。
２０２０年８月に小田井のリクエストしたパンケーキの材料を買いに出掛けたＬｉＬｉＣｏは、雨で転倒。左膝蓋骨骨折の重傷を負い、プロレス引退決断を余儀なくされた。そんなアクシデントも乗り越え、帰り道では仲むつまじい会話が街中に響き渡っていた。
「やっと今日パンケーキ、食べられるからすごく楽しみだよ」（小田井）
「私もなんか大丈夫かな。作り方とか下手になってるんじゃないかなとか…」（ＬｉＬｉＣｏ）
ところがそんな幸せな時間は、あっという間に引き裂かれる。いったいどこで２人の情報を聞きつけたというのか、街中に突如として現れたフェロモンズの３人に急襲されてしまったのだ。ＬｉＬｉＣｏは今成〝ファンタスティック〟夢人に、小田井は飯野〝セクシー〟雄貴にそれぞれ羽交い絞めにされ身動きが取れない。ディーノに買い物袋を奪われ「お前らパンケーキだけでなく、何か作ろうとしてるな？ 見せつけてくれるぜ…」と辱められた。
ＬｉＬｉＣｏは万全だった右ヒザもディーノの攻撃によって破壊され、もん絶。さらに悪夢の時間は続き、恐怖の「フェロモンクッキング」なる蛮行が始まった。ＬｉＬｉＣｏと小田井は顔面に卵を叩きつけられ、薄力粉をまぶされてしまう。何とも卑劣な襲撃に、２人の悲鳴がこだまする。
「これからは街を歩くのも気をつけろよ。３月２０日両国では、テメーらを料理してやるよ」と捨てゼリフを吐いたディーノたちが去っていくと、道端にはあわれ顔面を卵と薄力粉まみれとなった２人が取り残された。
プロレス界では１９７３年１１月５日にアントニオ猪木が当時の妻・倍賞美津子、弟の啓介氏とのショッピング後に〝狂虎〟タイガー・ジェット・シンに襲われた「新宿伊勢丹前襲撃事件」がいまだに伝説として語り継がれている。〝伊勢丹帰り襲撃事件〟の今回も状況としては似ているが、決定的に違うのは妻のほうがプロレスラーで、歌手の夫が巻き添えとなった点だ…。
夕暮れに起きた惨劇にＬｉＬｉＣｏは「パパ大丈夫…？ あああ、チクショウ…もう…」とショックのあまり放心状態。小田井は「今日もパンケーキが食べられなかった…。あいつら絶対にぶちのめしてやる。両国で勝って、祝福のパンケーキを食べますよ」ときっぱり。本当に図らずも偶然、たまたまその場に居合わせた記者に雪辱を誓った。
果たして、２人は夫婦の愛の力でラストマッチを勝利で飾ることができるのか――。
【１９７３年はＡ猪木、倍賞美津子が被害】伝説の「新宿伊勢丹前襲撃事件」が起きたのは、１９７３年１１月５日のこと。猪木が当時の妻・倍賞美津子、弟の啓介氏と買い物を終えたところで、来日中だったシン、ジャック・ルージョー、ビル・ホワイトが鉢合わせに。シンが猪木に殴りかかって大乱闘になった。
猪木はガードレールに額をぶつけられ、全治１週間の裂傷。シンも猪木のパンチで?に全治４日間の裂傷を負い、警察が出動する騒動に発展した。
事件はマスコミのいないところで起きており、当日深夜に取材した記者からの「乱闘をそのまま街頭で再現するというのは前代未聞、長い日本のプロレスの歴史の上でも初めてだ」との問いに猪木は「変なレコードホルダーになってしまって申し訳ない」と答えている。また、この前代未聞の事件によりシンの悪名は日本中にとどろき、ブレークのきっかけとなった。
フェロモンズの襲撃を受けたＬｉＬｉＣｏ(右)。左は夫の「純烈」小田井涼平（東スポWeb）
https://img.tokyo-sports.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/a73019dc64f5a3abeb1bc420530ff206-450x372.jpg