0001Egg ★2021/09/02(木) 06:47:59.46ID:CAP_USER9
いよいよ始まるAFCアジア予選 (FIFAカタール・ワールドカップ2022 アジア最終予選)。2日に対戦するオマーンとはどんな国なのか。日本との試合を前にオマーンを分析する。
8月12日に発表されたFIFAランキングによると、オマーンは79位と日本(24位)よりもかなり下回る。一概にこのランキングだけで実力を図ることはできないが、アジア最終予選のグループBは日本を筆頭にサウジアラビアとオーストラリアが本命。決してオマーンの下馬評は高くない。
それでも、近年ダークホースとして侮れない存在なのがオマーンでもある。2014年ブラジルW杯アジア最終予選では最終節までアジア地区第5代表決定戦の進出を争い、2019年にUAEで開催されたAFCアジアカップでは同大会で史上初の決勝トーナメント進出を果たした。準決勝で日本が3-0で勝利したイランにラウンド16で敗れたものの、アジアの新興国として新たな歴史を紡いできた。
今回のW杯アジア2次予選は、カタール、インド、アフガニスタン、バングラデシュと同組。2022年のW杯開催国でもあり、2019年AFCアジアカップの覇者でもあるカタールには、1-2(第4節)、0-1(第9節)と僅差で敗れたが、特に6月に行われた2戦目ではアジア王者を苦しめて数チャンスの数でも圧倒した。また格下の3カ国にはキッチリと全勝で勝点18を獲得。グループEの2位で予選を勝ち上がってきた。
オマーン代表を率いているブランコ・イバンコビッチ監督は、1998年フランスW杯で3位と躍進したクロアチア代表のアシスタントコーチを務めた経歴を持ち、日本代表に選ばれているDF室屋成が在籍するドイツのハノーファー96やクロアチアの名門・ディナモ・ザグレブなどでも指揮。近年はサウジアラビアや中国のクラブに活躍の場を移した後、2020年1月から同国の監督に就任している。
ここまで二次予選3試合、親善試合3試合の計6試合では、自身の主要フォーメーションでもある中盤の構成をダイアモンド型にした[4-4-2]を採用し、3勝2分1敗。白星を飾っている各国がいずれも格下であることを踏まえると、真の実力は未知数ではあるが、ダークホースとして不気味な存在なのは間違いない。また、2014年ブラジル大会以来となる2大会ぶりにアジア最終予選に進出したオマーンは、今回のアジア最終予選に向けて1ヶ月近く欧州での事前合宿を行い、入念な準備をしてきているとの情報もある。悲願のW杯本大会初出場に向けてもモチベーションが高く、最終予選に万全を期してくるだろう。
中東諸国と言えば、身体能力任せな大味なサッカーをイメージしがちだが、近年はカタールやUAEなどにも現代サッカーのトレンドを取り入れたスタイルが浸透し始めており、オマーンもボールを繋ぐスタイルをベースとしている。特にサイドを起点とした得点パターンが多く、その典型的な試合となったアジア二次予選最終節のバングラデシュ戦は、3得点いずれもサイドを崩したところから得点が生まれている。
その試合で2ゴール・1アシストの活躍を見せたFWアル・ハジリは、パンチ力のある左足のキックが特徴的で一発がある怖いストライカーだ。2トップでパートナーを組むことが予想されるFWアル・ムクバリは、79試合の代表歴で29得点をマークするチームの顔。また、最後方には失点直後やピンチの際に激しいジェスチャーで味方を鼓舞する精神的支柱のGKアル・ラシェイディが控えている。キャプテンマークを巻くアル・ラシェイディにはロングフィードで一気に相手を裏返すような攻撃パターンがあり、飛距離を出せるキックも武器の一つだ。
とは言っても、オマーンにとって日本は過去一度も勝利したことがない相手。そのことを踏まえると、これまでとは異なる“秘策”を用意してくる可能性も否定できない。虎視眈々と日本からの勝利を狙う不気味なアラブ諸国のダークホース。大事な初戦、油断は禁物だ。
DAZN 9/1(水) 18:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/3419ba3816cd2fb471bb5b5fafc2fb4fe6e78e00
写真 https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210901-00010011-dazn-000-1-view.jpg?w=640&h=360&q=90&exp=10800&pri=l
8月12日に発表されたFIFAランキングによると、オマーンは79位と日本(24位)よりもかなり下回る。一概にこのランキングだけで実力を図ることはできないが、アジア最終予選のグループBは日本を筆頭にサウジアラビアとオーストラリアが本命。決してオマーンの下馬評は高くない。
それでも、近年ダークホースとして侮れない存在なのがオマーンでもある。2014年ブラジルW杯アジア最終予選では最終節までアジア地区第5代表決定戦の進出を争い、2019年にUAEで開催されたAFCアジアカップでは同大会で史上初の決勝トーナメント進出を果たした。準決勝で日本が3-0で勝利したイランにラウンド16で敗れたものの、アジアの新興国として新たな歴史を紡いできた。
今回のW杯アジア2次予選は、カタール、インド、アフガニスタン、バングラデシュと同組。2022年のW杯開催国でもあり、2019年AFCアジアカップの覇者でもあるカタールには、1-2(第4節)、0-1(第9節)と僅差で敗れたが、特に6月に行われた2戦目ではアジア王者を苦しめて数チャンスの数でも圧倒した。また格下の3カ国にはキッチリと全勝で勝点18を獲得。グループEの2位で予選を勝ち上がってきた。
オマーン代表を率いているブランコ・イバンコビッチ監督は、1998年フランスW杯で3位と躍進したクロアチア代表のアシスタントコーチを務めた経歴を持ち、日本代表に選ばれているDF室屋成が在籍するドイツのハノーファー96やクロアチアの名門・ディナモ・ザグレブなどでも指揮。近年はサウジアラビアや中国のクラブに活躍の場を移した後、2020年1月から同国の監督に就任している。
ここまで二次予選3試合、親善試合3試合の計6試合では、自身の主要フォーメーションでもある中盤の構成をダイアモンド型にした[4-4-2]を採用し、3勝2分1敗。白星を飾っている各国がいずれも格下であることを踏まえると、真の実力は未知数ではあるが、ダークホースとして不気味な存在なのは間違いない。また、2014年ブラジル大会以来となる2大会ぶりにアジア最終予選に進出したオマーンは、今回のアジア最終予選に向けて1ヶ月近く欧州での事前合宿を行い、入念な準備をしてきているとの情報もある。悲願のW杯本大会初出場に向けてもモチベーションが高く、最終予選に万全を期してくるだろう。
中東諸国と言えば、身体能力任せな大味なサッカーをイメージしがちだが、近年はカタールやUAEなどにも現代サッカーのトレンドを取り入れたスタイルが浸透し始めており、オマーンもボールを繋ぐスタイルをベースとしている。特にサイドを起点とした得点パターンが多く、その典型的な試合となったアジア二次予選最終節のバングラデシュ戦は、3得点いずれもサイドを崩したところから得点が生まれている。
その試合で2ゴール・1アシストの活躍を見せたFWアル・ハジリは、パンチ力のある左足のキックが特徴的で一発がある怖いストライカーだ。2トップでパートナーを組むことが予想されるFWアル・ムクバリは、79試合の代表歴で29得点をマークするチームの顔。また、最後方には失点直後やピンチの際に激しいジェスチャーで味方を鼓舞する精神的支柱のGKアル・ラシェイディが控えている。キャプテンマークを巻くアル・ラシェイディにはロングフィードで一気に相手を裏返すような攻撃パターンがあり、飛距離を出せるキックも武器の一つだ。
とは言っても、オマーンにとって日本は過去一度も勝利したことがない相手。そのことを踏まえると、これまでとは異なる“秘策”を用意してくる可能性も否定できない。虎視眈々と日本からの勝利を狙う不気味なアラブ諸国のダークホース。大事な初戦、油断は禁物だ。
DAZN 9/1(水) 18:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/3419ba3816cd2fb471bb5b5fafc2fb4fe6e78e00
写真 https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210901-00010011-dazn-000-1-view.jpg?w=640&h=360&q=90&exp=10800&pri=l