0001首都圏の虎 ★2020/11/26(木) 00:28:41.86ID:CAP_USER9
サッカー日本代表は11月17日にオーストリアでメキシコ代表と国際親善試合を行い、0-2で敗れた。ワールドカップ常連国を相手に前半好機を作って押し気味に進めながら、後半に入って修正を図った相手に対応できずに失点を許した。次のワールドカップまで2年。今回の対戦で現在地を確認した日本の収穫と課題とはなにか。
日本がワールドカップ初の8強入りまであと一歩と迫りながら16強で終わったロシア大会から2年。ベスト16突破を目指す2022年カタール大会まで2年という中間点で、今回の対戦は日本の現在地を確認する上で貴重な機会になった。
通常ならば、この時期はワールドカップ予選の最中でアジア各国との対戦が続く時期で、それ以外の地域の強豪との対戦は、なかなか望めない。新型コロナウィルス感染流行を受けてワールドカップ予選が各地で延期されたことで今回の対戦が実現したが、現在FIFAランク27位で2018年ワールドカップでは2大会ぶりに16強入りをした日本に対して、FIFAランク11位でワールドカップ7大会連続16強入りを続けているメキシコが違いを示した。
メキシコ代表監督の指摘
体格や技術などで日本とメキシコには似ている面も多く、メキシコを日本の手本とする見方は多い。そのメキシコの監督はアルゼンチン出身のヘラルド・マルティノ氏で、2010年ワールドカップ・南アフリカ大会ではパラグアイを率いて、決勝トーナメント1回戦で日本を倒してベスト8進出へ導いた人物だ。
その後、古巣のニューウェルズ・オールドボーイズやバルセロナ、アルゼンチン代表監督などを経て2019年から現職に就き、日本戦の勝利でメキシコは通算成績を19勝1分1敗とし、不敗記録を10に伸ばした。
各チームで手腕を見せてきたマルティノ監督は、日本戦でもハーフタイムを機にメキシコでは「いつもはあまりやらない」というダブルボランチとその前に1人を置くシステムへ変更し、「日本に先回りする形」(同監督)で中盤の主導権を奪い返して勝利につなげた。
メキシコの選手たちも即座に指揮官の変更に対応し、反撃のゲームプランを遂行した。メンバーの多くはメキシコリーグの強豪でプレーしており、欧州主要リーグで活躍するメンバーはさほど多くはないが、「国内リーグのレベルは高い。上位8〜9チームは代表並みの力がある」と58歳のメキシコ指揮官は胸を張る。
マルティノ監督は、今回10年ぶりの再会となった日本について訊かれると、親善試合とワールドカップという対戦状況の違いに比較はできないとしながらも、「より入念に計算されたサッカーをするようになっている」という印象を示した。
また、「日本は非常に良い組み立てをしていて、前半の20〜25分は、メキシコ代表監督就任以来最悪の時間帯だった」と表現。だが、「欠けていたのは前半の決定力。こういう試合を優位に進めていくためには、それを結果に反映させる必要がある」と指摘することも忘れなかった。
敵将が「入念に計算されたサッカー」と評した日本のプレーが、チームとしての連動した動きや組み立てを指すのであれば、森保監督が就任からの2年でチームコンセプトの徹底を図ってきた積み上げが、形になりつつあるということか。
柴崎選手も「決定的な場面はいくつかあったし、コンビネーションでもいいところがあった」と手ごたえも示していた。
森保監督も、試合開始後の立ち上がりに相手に押し込まれる展開から攻勢へ転じて前半を優勢に進めた点に触れて、「流れがつかめていない時に、流れを引き寄せてチャンスを作ることはできていた」と評価した。
だが一方で、「後半がメキシコの本当のレベル」(吉田選手)というギアチェンジに遭った時の対応力はまだ不十分だ。「自分たちの実力はこんなもの」と柴崎選手は冷静に受け止め、吉田選手は「ワールドカップでも苦しい時間は長くなる。そこで踏ん張って相手をいなすプレーやかいくぐるプレーは、まさにメキシコが後半僕らにやったことで、僕らがやろうとしていること。正直、そこの差はある」と言葉を絞り出した。
全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/021f5ca3a45ff5d166e2563c5c5b1b0faa2396e9
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20201125-00010004-tvtokyos-000-1-view.jpg
日本がワールドカップ初の8強入りまであと一歩と迫りながら16強で終わったロシア大会から2年。ベスト16突破を目指す2022年カタール大会まで2年という中間点で、今回の対戦は日本の現在地を確認する上で貴重な機会になった。
通常ならば、この時期はワールドカップ予選の最中でアジア各国との対戦が続く時期で、それ以外の地域の強豪との対戦は、なかなか望めない。新型コロナウィルス感染流行を受けてワールドカップ予選が各地で延期されたことで今回の対戦が実現したが、現在FIFAランク27位で2018年ワールドカップでは2大会ぶりに16強入りをした日本に対して、FIFAランク11位でワールドカップ7大会連続16強入りを続けているメキシコが違いを示した。
メキシコ代表監督の指摘
体格や技術などで日本とメキシコには似ている面も多く、メキシコを日本の手本とする見方は多い。そのメキシコの監督はアルゼンチン出身のヘラルド・マルティノ氏で、2010年ワールドカップ・南アフリカ大会ではパラグアイを率いて、決勝トーナメント1回戦で日本を倒してベスト8進出へ導いた人物だ。
その後、古巣のニューウェルズ・オールドボーイズやバルセロナ、アルゼンチン代表監督などを経て2019年から現職に就き、日本戦の勝利でメキシコは通算成績を19勝1分1敗とし、不敗記録を10に伸ばした。
各チームで手腕を見せてきたマルティノ監督は、日本戦でもハーフタイムを機にメキシコでは「いつもはあまりやらない」というダブルボランチとその前に1人を置くシステムへ変更し、「日本に先回りする形」(同監督)で中盤の主導権を奪い返して勝利につなげた。
メキシコの選手たちも即座に指揮官の変更に対応し、反撃のゲームプランを遂行した。メンバーの多くはメキシコリーグの強豪でプレーしており、欧州主要リーグで活躍するメンバーはさほど多くはないが、「国内リーグのレベルは高い。上位8〜9チームは代表並みの力がある」と58歳のメキシコ指揮官は胸を張る。
マルティノ監督は、今回10年ぶりの再会となった日本について訊かれると、親善試合とワールドカップという対戦状況の違いに比較はできないとしながらも、「より入念に計算されたサッカーをするようになっている」という印象を示した。
また、「日本は非常に良い組み立てをしていて、前半の20〜25分は、メキシコ代表監督就任以来最悪の時間帯だった」と表現。だが、「欠けていたのは前半の決定力。こういう試合を優位に進めていくためには、それを結果に反映させる必要がある」と指摘することも忘れなかった。
敵将が「入念に計算されたサッカー」と評した日本のプレーが、チームとしての連動した動きや組み立てを指すのであれば、森保監督が就任からの2年でチームコンセプトの徹底を図ってきた積み上げが、形になりつつあるということか。
柴崎選手も「決定的な場面はいくつかあったし、コンビネーションでもいいところがあった」と手ごたえも示していた。
森保監督も、試合開始後の立ち上がりに相手に押し込まれる展開から攻勢へ転じて前半を優勢に進めた点に触れて、「流れがつかめていない時に、流れを引き寄せてチャンスを作ることはできていた」と評価した。
だが一方で、「後半がメキシコの本当のレベル」(吉田選手)というギアチェンジに遭った時の対応力はまだ不十分だ。「自分たちの実力はこんなもの」と柴崎選手は冷静に受け止め、吉田選手は「ワールドカップでも苦しい時間は長くなる。そこで踏ん張って相手をいなすプレーやかいくぐるプレーは、まさにメキシコが後半僕らにやったことで、僕らがやろうとしていること。正直、そこの差はある」と言葉を絞り出した。
全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/021f5ca3a45ff5d166e2563c5c5b1b0faa2396e9
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20201125-00010004-tvtokyos-000-1-view.jpg