野球に限らず、スポーツに打ち込む全国の学生に、勇気と希望を届けたのではないか。真夏の東京六大学野球春季リーグが10〜18日に神宮球場で開催された。
新型コロナウイルスの感染拡大により他の全国25連盟がリーグ戦中止に追い込まれる中、開催を模索し続けた。「我々の連盟は天皇杯を下賜(かし)されており、アマチュアスポーツ、大学野球の代表のつもりで戦わなければならない」と語るのは早大の小宮山悟監督。「なんとか開催できる方法を見つけて頑張ろうと6校の思いは一緒だった。全国の大学野球連盟に対して、なんとかやれた、秋に向けてみんなで頑張りましょう、というメッセージになったと思う」
開催に当たり、東京六大学連盟は各校に「合宿所で外部と接触しない」「ビュッフェスタイルの食事を避ける」「球場への往復はチームバス」など感染対策の徹底を求めた。一方、球場内では部外者と接触しないよう、動線や待機場所などを工夫して選手を感染の危険から守った。立大の溝口智成監督は「6校で計800人ほどいる部員が、1人も感染することなくリーグ戦を開催できた。すごいことだと思う」と感謝した。
(無料記事ここまで)
朝日新聞デジタル 2020.8.31
https://www.asahi.com/articles/ASN8Z55SMN8WULZU00L.html
新型コロナウイルスの感染拡大により他の全国25連盟がリーグ戦中止に追い込まれる中、開催を模索し続けた。「我々の連盟は天皇杯を下賜(かし)されており、アマチュアスポーツ、大学野球の代表のつもりで戦わなければならない」と語るのは早大の小宮山悟監督。「なんとか開催できる方法を見つけて頑張ろうと6校の思いは一緒だった。全国の大学野球連盟に対して、なんとかやれた、秋に向けてみんなで頑張りましょう、というメッセージになったと思う」
開催に当たり、東京六大学連盟は各校に「合宿所で外部と接触しない」「ビュッフェスタイルの食事を避ける」「球場への往復はチームバス」など感染対策の徹底を求めた。一方、球場内では部外者と接触しないよう、動線や待機場所などを工夫して選手を感染の危険から守った。立大の溝口智成監督は「6校で計800人ほどいる部員が、1人も感染することなくリーグ戦を開催できた。すごいことだと思う」と感謝した。
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