0001少考さん ★2020/05/03(日) 08:34:51.46ID:GrlEZe5F9
大阪難波の名物ライブハウス「どこかで折り合いをつけるべき」 | Lmaga.jp
https://www.lmaga.jp/news/2020/05/116770/
2020/5/2 21:41 取材・文/井口啓子
現在休業中の大阪・難波のライブハウス「ベアーズ」。
同店店長でミュージシャンの山本精一に、先日の無観客無配信ライブや今思うことについて聞いた。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、関西でも大半のライブハウスが休業を余儀なくされている。
そんな状況下でも生の音楽を届けたいという思いから、ネットなどでは無観客ライブの配信が広がっているが、
そんななかで音楽ファンを騒然とさせたのが、
大阪のライブハウス「難波ベアーズ」(大阪市浪速区)でおこなわれた『コロナ調伏撲滅祈念、山本精一絶叫無観客ライブ』だ。
「難波ベアーズ」は大阪・難波の外れの雑居ビルの地下に1986年にオープン。
100人も入ればギュウギュウの、いかにもアンダーグラウンドな雰囲気が漂う小バコながら、
これまでにボアダムズ、少年ナイフ、非常階段、あふりらんぽ、オシリペンペンズ、あらかじめ決められた恋人たちへ・・・といった、
いわゆるメジャーではないが、国内外でカルト的人気を獲得するミュージシャンを多数輩出。
日本のオルタナティブロックの聖地として、独自の音楽磁場を形成してきた。
しかし、今年の2月中旬以降はコロナの影響で出演者からのキャンセルが続出。ほぼ開店休業状態にあったという。
そんななか、3月5日に突如ネットでアナウンスされたのが、
同店店長でボアダムス、想い出波止場、羅針盤、ROVOといったバンドやソロで活動するミュージシャン・山本精一による絶叫無観客ライブ。
そこには「配信はありません! なお、ベアーズのドアは閉まっていますので、入場はできません」という注釈が付けられていた。
無観客で配信なし・入場不可とは、それって誰も見ることも聴くこともできない、想像するよりほかないヴァーチャルライブってこと?!
まるで中国神話の麒麟のような・・・こんな非常時にこんなトリッキーなことをやらかしてくれるとは、山本精一の音楽と人となりを知る人ならば、
さすが、と唸らされずにいられない。そんな彼は、音楽がいまだかつてない危機に晒された
現在の状況をどう感じているのだろうか? 現在ベアーズは休業中のため、電話で話を聞いた。
──件の「無観客ライブ」は、どういう経緯で?
経緯もなにも、たんなる思い付きですよ。ちょうど3月5日に今後のことを話し合うためにスタッフで集まったんやけど、
もうキャンセル続きで頭に来てね。誰に対してじゃなく。コロナ自体は、あいつらはたんに生きてるだけなんで、別に悪いわけでもないし、
政府に対する違和感は別に今に始まったことじゃないからね。
ただ、なんかめっちゃ腹が立って、突然やろうと思ったから、配信の準備も出来なかっただけ。
──とはいえ、その「後売りチケット」をドネーショングッズとして販売してしまうことも含めて、鮮やかすぎます。
あれも(音楽レーベルの)Less Than TVの谷口順くんがSNSで「チケットがあったら欲しい」みたいに書いてたのに乗っかっただけで。
もともと僕の音楽は自分の脳内で完結してる「脳内ミュージック」やし、特にライブが好きというわけでもないから、
バーチャルで全然オッケーなんですよ。それはずっと前から同じ。だから厳密に言うと「無観客」じゃない。自分が観客です
(略)
ベアーズのドネーショングッズに関しては、スタッフや周りのバンドの人らが動いてくれて。おかげさまでびっくりするぐらい反響があったんですけど、
それでも保って5カ月ぐらいかな。それ以上、自粛が続いたらマジでヤバいですね。
オムニバスもすごいメンツが参加してて、ドネーション関係なく、普通にレアで価値があると思うので。ぜひ聴いてみてください。
オムニバスCD『日本解放』は、GEZANによるレーベル「十三月」より販売。
GEZANをはじめ、想い出波止場2020 AGAIN with DJおじいさん、MASONNA、渚にて、
OOIOO、ゑでぃまぁこん、青葉市子などベアーズに縁のあるアーティストが多数参加している。
価格は2750円、ステッカー付ドネーションプランが5500円。
ほか、永久フリーパス(20万円)、山本精一 手書き護符(2000円)など4種類のドネーショングッズがベアーズの公式サイトで販売中。
全文はソースで
https://www.lmaga.jp/news/2020/05/116770/
2020/5/2 21:41 取材・文/井口啓子
現在休業中の大阪・難波のライブハウス「ベアーズ」。
同店店長でミュージシャンの山本精一に、先日の無観客無配信ライブや今思うことについて聞いた。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、関西でも大半のライブハウスが休業を余儀なくされている。
そんな状況下でも生の音楽を届けたいという思いから、ネットなどでは無観客ライブの配信が広がっているが、
そんななかで音楽ファンを騒然とさせたのが、
大阪のライブハウス「難波ベアーズ」(大阪市浪速区)でおこなわれた『コロナ調伏撲滅祈念、山本精一絶叫無観客ライブ』だ。
「難波ベアーズ」は大阪・難波の外れの雑居ビルの地下に1986年にオープン。
100人も入ればギュウギュウの、いかにもアンダーグラウンドな雰囲気が漂う小バコながら、
これまでにボアダムズ、少年ナイフ、非常階段、あふりらんぽ、オシリペンペンズ、あらかじめ決められた恋人たちへ・・・といった、
いわゆるメジャーではないが、国内外でカルト的人気を獲得するミュージシャンを多数輩出。
日本のオルタナティブロックの聖地として、独自の音楽磁場を形成してきた。
しかし、今年の2月中旬以降はコロナの影響で出演者からのキャンセルが続出。ほぼ開店休業状態にあったという。
そんななか、3月5日に突如ネットでアナウンスされたのが、
同店店長でボアダムス、想い出波止場、羅針盤、ROVOといったバンドやソロで活動するミュージシャン・山本精一による絶叫無観客ライブ。
そこには「配信はありません! なお、ベアーズのドアは閉まっていますので、入場はできません」という注釈が付けられていた。
無観客で配信なし・入場不可とは、それって誰も見ることも聴くこともできない、想像するよりほかないヴァーチャルライブってこと?!
まるで中国神話の麒麟のような・・・こんな非常時にこんなトリッキーなことをやらかしてくれるとは、山本精一の音楽と人となりを知る人ならば、
さすが、と唸らされずにいられない。そんな彼は、音楽がいまだかつてない危機に晒された
現在の状況をどう感じているのだろうか? 現在ベアーズは休業中のため、電話で話を聞いた。
──件の「無観客ライブ」は、どういう経緯で?
経緯もなにも、たんなる思い付きですよ。ちょうど3月5日に今後のことを話し合うためにスタッフで集まったんやけど、
もうキャンセル続きで頭に来てね。誰に対してじゃなく。コロナ自体は、あいつらはたんに生きてるだけなんで、別に悪いわけでもないし、
政府に対する違和感は別に今に始まったことじゃないからね。
ただ、なんかめっちゃ腹が立って、突然やろうと思ったから、配信の準備も出来なかっただけ。
──とはいえ、その「後売りチケット」をドネーショングッズとして販売してしまうことも含めて、鮮やかすぎます。
あれも(音楽レーベルの)Less Than TVの谷口順くんがSNSで「チケットがあったら欲しい」みたいに書いてたのに乗っかっただけで。
もともと僕の音楽は自分の脳内で完結してる「脳内ミュージック」やし、特にライブが好きというわけでもないから、
バーチャルで全然オッケーなんですよ。それはずっと前から同じ。だから厳密に言うと「無観客」じゃない。自分が観客です
(略)
ベアーズのドネーショングッズに関しては、スタッフや周りのバンドの人らが動いてくれて。おかげさまでびっくりするぐらい反響があったんですけど、
それでも保って5カ月ぐらいかな。それ以上、自粛が続いたらマジでヤバいですね。
オムニバスもすごいメンツが参加してて、ドネーション関係なく、普通にレアで価値があると思うので。ぜひ聴いてみてください。
オムニバスCD『日本解放』は、GEZANによるレーベル「十三月」より販売。
GEZANをはじめ、想い出波止場2020 AGAIN with DJおじいさん、MASONNA、渚にて、
OOIOO、ゑでぃまぁこん、青葉市子などベアーズに縁のあるアーティストが多数参加している。
価格は2750円、ステッカー付ドネーションプランが5500円。
ほか、永久フリーパス(20万円)、山本精一 手書き護符(2000円)など4種類のドネーショングッズがベアーズの公式サイトで販売中。
全文はソースで