0001鉄チーズ烏 ★2020/01/30(木) 20:48:29.67ID:HJyszTlp9
1/30(木) 16:30配信 THE DIGEST
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200130-00009482-thedigest-spo
1月26日(日本時間27日、日付は以下同)に起きたヘリコプターの墜落事故により、コビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)とその次女ジアナを含む9名が命を落とした。この悲劇的なニュースは数多くの人たちに甚大なショックを与え、今なお世界中が悲しみに包まれている。
天国へと旅立ったスーパースターに対し、NBAは様々な形で追悼。コビーが現役時代に着用し、レイカーズで永久欠番となった背番号8と24にちなみ、試合開始直後のポゼッションで両チームがそれぞれバックコートバイオレーション(8秒)、ショットクロックバイオレーション(24秒)を意図的に犯し、偉大なるレジェンドに敬意を表した。
また、26日のワシントン・ウィザーズ対アトランタ・ホークスでは、ホークスのトレイ・ヤングがゲーム序盤だけ8番を着用。28日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズでも、10試合ぶりに復帰したシクサーズのジョエル・エンビードが24番を着けて24得点をマークした。シクサーズの24番はボビー・ジョーンズの永久欠番だったものの、本人に許可を得て特別に着用したそうだ。
そして8番、あるいは24番を着けている現役選手たちが、シーズン中に背番号を変更するという異例の事態にも発展。ダラス・マーベリックスのオーナー、マーク・キューバン氏が24番をマブズの永久欠番にすると発表したことを皮切りに、スペンサー・ディンウィディー(ブルックリン・ネッツ)が8番から26番へ、テレンス・ロス(オーランド・マジック)が8番から昨季まで着用していた31番へと変更している。
キャリアを通して8番を着けていたディンウィディーは、背番号変更の理由について「息子(イライジャ)が4月20日生まれで、俺が4月6日生まれだから」と説明していたが、これを聞いた多くのファンは、コビーの背番号24と、ジアナが着用していた2番を足したものではないかと指摘。いずれにせよ、ディンウィディーがコビーへ多大なリスペクトを抱いていることが伝わってくる。
29日にはレイカーズのクイン・クックが、背番号2から28へ変更すると『The Athletic』が報道。クックは「2番はジアナの番号。俺は永久欠番にすべきだと感じている。2番は彼女のものなんだ」と語り、今後はジアナ(2番)とコビー(8番)の背番号を合わせた28番でプレーすることになるという。
さらに、モーリス・ハークレス(ロサンゼルス・クリッパーズ)が8番から11番、メイソン・プラムリー(デンバー・ナゲッツ)は24番から7番、ジャリル・オカフォー(ニューオリンズ・ペリカンズ)も8番から9番へ変更すると同メディアが報道。リーグはコビー急逝という緊急事態を受け、背番号の変更に対して融通を利かせているのだが、強制的に変えなければいけない、という規定はもちろんない。あくまで選手個人で判断した上で変更の手続きを行なっている。
そのため、シカゴ・ブルズで8番を着けるザック・ラビーン、24番のラウリー・マルッカネンは、背番号を変更するつもりはないと『NBC Sports Chicago』でブルズの番記者を務めるKC・ジョンソンが報道。コビーをアイドルとして育ってきたラビーンは、8番を着用し続けることが彼への敬意を示すことだと捉えたという。また、マルッカネンは当初変更することも考えたが、ラビーンと同様の判断をしたと同記者が報じている。
また、先日「コビーは僕にとってヒーローでした」とTwitterに投稿していた八村塁(ウィザーズ)も、8番を継続することになるだろうと地元メディア『The Washington Post』のキャンディス・バックナー記者がコメント。八村にとって“8”は苗字にも入っている数字であり、SNSでは漢字の“八”をアイコンにするなど、自身を象徴するものとなっている。ルーキーが背番号を変更しないことに対し、批判は起きないはずだ。
今後もコビー逝去に伴って、背番号を変えるプレーヤーが出てくるだろう。だが、これは選手個人の捉え方で実行するものであり、同調圧力によって暗黙の了解で変更させられるものではない。
とはいえ、多くの現役選手がコビーから大きな影響を受けたことは間違いない。憧れのコビーとNBAでマッチアップしたい、一緒にプレーしたい、ワークアウトしたい、と願っていたプレーヤーは多いだけに、彼らが「コビーのために、自分も何かしたい」と思うのは当然のこと。だからこそ、即座に行動へ移した、あるいは自身の考えを口にした選手たちのことを称えたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200130-00009482-thedigest-spo
1月26日(日本時間27日、日付は以下同)に起きたヘリコプターの墜落事故により、コビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)とその次女ジアナを含む9名が命を落とした。この悲劇的なニュースは数多くの人たちに甚大なショックを与え、今なお世界中が悲しみに包まれている。
天国へと旅立ったスーパースターに対し、NBAは様々な形で追悼。コビーが現役時代に着用し、レイカーズで永久欠番となった背番号8と24にちなみ、試合開始直後のポゼッションで両チームがそれぞれバックコートバイオレーション(8秒)、ショットクロックバイオレーション(24秒)を意図的に犯し、偉大なるレジェンドに敬意を表した。
また、26日のワシントン・ウィザーズ対アトランタ・ホークスでは、ホークスのトレイ・ヤングがゲーム序盤だけ8番を着用。28日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズでも、10試合ぶりに復帰したシクサーズのジョエル・エンビードが24番を着けて24得点をマークした。シクサーズの24番はボビー・ジョーンズの永久欠番だったものの、本人に許可を得て特別に着用したそうだ。
そして8番、あるいは24番を着けている現役選手たちが、シーズン中に背番号を変更するという異例の事態にも発展。ダラス・マーベリックスのオーナー、マーク・キューバン氏が24番をマブズの永久欠番にすると発表したことを皮切りに、スペンサー・ディンウィディー(ブルックリン・ネッツ)が8番から26番へ、テレンス・ロス(オーランド・マジック)が8番から昨季まで着用していた31番へと変更している。
キャリアを通して8番を着けていたディンウィディーは、背番号変更の理由について「息子(イライジャ)が4月20日生まれで、俺が4月6日生まれだから」と説明していたが、これを聞いた多くのファンは、コビーの背番号24と、ジアナが着用していた2番を足したものではないかと指摘。いずれにせよ、ディンウィディーがコビーへ多大なリスペクトを抱いていることが伝わってくる。
29日にはレイカーズのクイン・クックが、背番号2から28へ変更すると『The Athletic』が報道。クックは「2番はジアナの番号。俺は永久欠番にすべきだと感じている。2番は彼女のものなんだ」と語り、今後はジアナ(2番)とコビー(8番)の背番号を合わせた28番でプレーすることになるという。
さらに、モーリス・ハークレス(ロサンゼルス・クリッパーズ)が8番から11番、メイソン・プラムリー(デンバー・ナゲッツ)は24番から7番、ジャリル・オカフォー(ニューオリンズ・ペリカンズ)も8番から9番へ変更すると同メディアが報道。リーグはコビー急逝という緊急事態を受け、背番号の変更に対して融通を利かせているのだが、強制的に変えなければいけない、という規定はもちろんない。あくまで選手個人で判断した上で変更の手続きを行なっている。
そのため、シカゴ・ブルズで8番を着けるザック・ラビーン、24番のラウリー・マルッカネンは、背番号を変更するつもりはないと『NBC Sports Chicago』でブルズの番記者を務めるKC・ジョンソンが報道。コビーをアイドルとして育ってきたラビーンは、8番を着用し続けることが彼への敬意を示すことだと捉えたという。また、マルッカネンは当初変更することも考えたが、ラビーンと同様の判断をしたと同記者が報じている。
また、先日「コビーは僕にとってヒーローでした」とTwitterに投稿していた八村塁(ウィザーズ)も、8番を継続することになるだろうと地元メディア『The Washington Post』のキャンディス・バックナー記者がコメント。八村にとって“8”は苗字にも入っている数字であり、SNSでは漢字の“八”をアイコンにするなど、自身を象徴するものとなっている。ルーキーが背番号を変更しないことに対し、批判は起きないはずだ。
今後もコビー逝去に伴って、背番号を変えるプレーヤーが出てくるだろう。だが、これは選手個人の捉え方で実行するものであり、同調圧力によって暗黙の了解で変更させられるものではない。
とはいえ、多くの現役選手がコビーから大きな影響を受けたことは間違いない。憧れのコビーとNBAでマッチアップしたい、一緒にプレーしたい、ワークアウトしたい、と願っていたプレーヤーは多いだけに、彼らが「コビーのために、自分も何かしたい」と思うのは当然のこと。だからこそ、即座に行動へ移した、あるいは自身の考えを口にした選手たちのことを称えたい。
文●秋山裕之(フリーライター)