0001ベクトル空間 ★2019/01/26(土) 00:12:57.48ID:RT2391n49
弱気の白鵬3連敗
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190125-00000146-jij-spo
◇確実に忍び寄る影
大相撲初場所13日目(25日、東京・両国国技館)、横綱白鵬が関脇貴景勝に敗れ、ついに3連敗。
関脇玉鷲が2敗を守ったため、独走だった優勝争いも一歩後退した。
スピードかスタミナか、忍び寄る「影」を感じさせる失速。残り2日間を横綱らしく締めることができるか。
貴景勝、大きな白鵬撃破=連覇と大関が視界に−大相撲初場所
貴景勝が頭で当たり、白鵬の胸元を押してきた。白鵬は下からあてがうようにつかまえるチャンスをうかがう。
また当たり、押し続ける貴景勝。白鵬が右で「引っ張り込んでやろうと」したが果たせず、
また体が開いてから出ようとしたところだった。突き落としを食った白鵬は、たまらず土俵へダイブするように両手をついた。
場所前の横綱審議委員会の稽古総見では貴景勝を指名し、成長ぶりを確かめるように5番取った。
押されてもつかまえ、もろ差しで寄り切る場面もあって、対策の手応えはつかんだ様子だった。
だが、本場所は違う。「力を出し切るだけ」と1日1番、
これしかないという相撲で挑んできた貴景勝も違っていたが、白鵬も違った。
前日は玉鷲に押し出されて連敗。芝田山親方(元横綱大乃国)は
「スピードが落ちてきた。玉鷲にいなされても、いい時ならすぐ向き直っていたが、遅れた。
向き直ろうとした時はもう体が立っていた」と見た。
この日も、警戒していたはずの突き落としを一発で食った。組んでよし離れてよし。
自在の取り口で41度の優勝を重ねてきた白鵬も、離れて取るスピードや反応は鈍くなったように見える。
白鵬自身は「リズムが狂ったか」と問われて、「疲れてきてるのかなあ」と、
珍しく取り口以外の敗因を口にした。「休みのペースを変えたから」とも。
スタミナを考えたペース配分の工夫が、裏目に出たのか。「疲れた。体が動かない」と調整上手らしくない弱音も漏れた。
けがをしている相手と取りにくそうだった御嶽海戦はともかく、
その後の2敗には、重い空気も漂い始めた。14日目の相手は豪栄道。千秋楽は高安が確実。
ともにまだ勝ち越していない。栃ノ心は途中休場しており、来場所は3大関全員カド番という異常事態は避けたいところ。
予断を許さない。
来年の東京五輪を現役で迎えたい白鵬だが、けがも増え、年6場所皆勤するのは難しくなった。
過去の実績から、休みながらの「延命」が許されるとしても、
出場した場所で第一人者健在を示せなければ、雲行きは怪しくなる。(時事ドットコム編集部)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190125-00000146-jij-spo
◇確実に忍び寄る影
大相撲初場所13日目(25日、東京・両国国技館)、横綱白鵬が関脇貴景勝に敗れ、ついに3連敗。
関脇玉鷲が2敗を守ったため、独走だった優勝争いも一歩後退した。
スピードかスタミナか、忍び寄る「影」を感じさせる失速。残り2日間を横綱らしく締めることができるか。
貴景勝、大きな白鵬撃破=連覇と大関が視界に−大相撲初場所
貴景勝が頭で当たり、白鵬の胸元を押してきた。白鵬は下からあてがうようにつかまえるチャンスをうかがう。
また当たり、押し続ける貴景勝。白鵬が右で「引っ張り込んでやろうと」したが果たせず、
また体が開いてから出ようとしたところだった。突き落としを食った白鵬は、たまらず土俵へダイブするように両手をついた。
場所前の横綱審議委員会の稽古総見では貴景勝を指名し、成長ぶりを確かめるように5番取った。
押されてもつかまえ、もろ差しで寄り切る場面もあって、対策の手応えはつかんだ様子だった。
だが、本場所は違う。「力を出し切るだけ」と1日1番、
これしかないという相撲で挑んできた貴景勝も違っていたが、白鵬も違った。
前日は玉鷲に押し出されて連敗。芝田山親方(元横綱大乃国)は
「スピードが落ちてきた。玉鷲にいなされても、いい時ならすぐ向き直っていたが、遅れた。
向き直ろうとした時はもう体が立っていた」と見た。
この日も、警戒していたはずの突き落としを一発で食った。組んでよし離れてよし。
自在の取り口で41度の優勝を重ねてきた白鵬も、離れて取るスピードや反応は鈍くなったように見える。
白鵬自身は「リズムが狂ったか」と問われて、「疲れてきてるのかなあ」と、
珍しく取り口以外の敗因を口にした。「休みのペースを変えたから」とも。
スタミナを考えたペース配分の工夫が、裏目に出たのか。「疲れた。体が動かない」と調整上手らしくない弱音も漏れた。
けがをしている相手と取りにくそうだった御嶽海戦はともかく、
その後の2敗には、重い空気も漂い始めた。14日目の相手は豪栄道。千秋楽は高安が確実。
ともにまだ勝ち越していない。栃ノ心は途中休場しており、来場所は3大関全員カド番という異常事態は避けたいところ。
予断を許さない。
来年の東京五輪を現役で迎えたい白鵬だが、けがも増え、年6場所皆勤するのは難しくなった。
過去の実績から、休みながらの「延命」が許されるとしても、
出場した場所で第一人者健在を示せなければ、雲行きは怪しくなる。(時事ドットコム編集部)