0001砂漠のマスカレード ★2019/01/02(水) 23:28:00.17ID:CAP_USER9
「放送3週間前になって、ドラマのタイトルが変更になるなんて前代未聞です。しかも、その原因は、タイトルや内容についてテレビ局に抗議電話が相次いだからだというのです」
そう話すのは、大阪の準キー局、読売テレビの制作関係者だ。
◆ ◆ ◆
12月21日、日テレ系新ドラマ『ちょうどいいブスのススメ』のタイトルが『 人生が楽しくなる幸せの法則 』へと変更されることが発表された。
2019年1月スタートの同ドラマの放送が決まったのは18年11月のことだった。
「お笑いコンビ『相席スタート』の山アケイのエッセイ『ちょうどいいブスのススメ』が原作です。11月のドラマ化発表の際には、著書のタイトルがそのまま使われていた。
ところが、12月5日に女優・夏菜(29)などのキャストが発表された後、ネットで大炎上。また抗議電話が読売テレビに殺到しました」(読売テレビ関係者)
「週刊文春」は、読売テレビに寄せられたクレームについての内部資料を入手。資料によれば、12月6日からの3日間で129件の抗議や要望が寄せられたという。
〈かなりの女性蔑視にあたると思われます。なぜ、こんなドラマを放送しようと思ったのでしょうか〉
〈『ブス』という言葉は今の時代よくないと思います〉
〈時代錯誤もええとこすぎるやろ〉
〈即刻放送中止を求めます。(中略)制作者の皆様が伝えたいメッセージは何でしょうか〉
別の読売テレビ関係者が語る。
「抗議への対応策として、まず『人生が楽しくなる幸せの法則』というサブタイトルが突然付けられました。また公式HPも修正。
『目指せ!! ちょうどいいブス!』というキャッチコピーだけでなく『ブス』という文言をいくつも削除した。
結局、社長を含め上層部が『イッテQ!』のように騒動になることを恐れ、タイトル変更を決めたのです」
読売テレビは次のように回答した。
■「週刊文春」へ回答した直後にタイトル変更
「視聴者の方々によりドラマの内容を理解していただくために、ダイレクトにより良い、
より楽しい積極的な生き方を提案するドラマのコンセプトを生かした方がよいと考え、『人生が楽しくなる幸せの法則』を正式タイトルといたしました」
実は、読売テレビがタイトル変更を発表したのは、「週刊文春」からの質問に回答した数時間後のことだった。
「『文春』が質問状を送ってきた12月20日の夜、役員会議でタイトルをどうするか話し合われました。結局、この日、結論は出ず、翌日再び役員が集まった。
そして昼過ぎ、タイトル変更が決まり、その後、公式にマスコミへ発表するというドタバタぶりでした」(読売テレビ幹部)
すでに数話分の撮影は終わっているというが、番組関係者はこう話す。
「オンエアした後、また抗議電話が殺到したら、幹部から更なる変更命令が降ってくるのではと現場は戦々恐々としています」
ドラマより局内の「ドタバタ劇」の方が面白かったりする!?
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年1月3・10日号)
https://news.nifty.com/article/entame/bn/12113-158494/
2019年01月02日 19時00分 文春オンライン
そう話すのは、大阪の準キー局、読売テレビの制作関係者だ。
◆ ◆ ◆
12月21日、日テレ系新ドラマ『ちょうどいいブスのススメ』のタイトルが『 人生が楽しくなる幸せの法則 』へと変更されることが発表された。
2019年1月スタートの同ドラマの放送が決まったのは18年11月のことだった。
「お笑いコンビ『相席スタート』の山アケイのエッセイ『ちょうどいいブスのススメ』が原作です。11月のドラマ化発表の際には、著書のタイトルがそのまま使われていた。
ところが、12月5日に女優・夏菜(29)などのキャストが発表された後、ネットで大炎上。また抗議電話が読売テレビに殺到しました」(読売テレビ関係者)
「週刊文春」は、読売テレビに寄せられたクレームについての内部資料を入手。資料によれば、12月6日からの3日間で129件の抗議や要望が寄せられたという。
〈かなりの女性蔑視にあたると思われます。なぜ、こんなドラマを放送しようと思ったのでしょうか〉
〈『ブス』という言葉は今の時代よくないと思います〉
〈時代錯誤もええとこすぎるやろ〉
〈即刻放送中止を求めます。(中略)制作者の皆様が伝えたいメッセージは何でしょうか〉
別の読売テレビ関係者が語る。
「抗議への対応策として、まず『人生が楽しくなる幸せの法則』というサブタイトルが突然付けられました。また公式HPも修正。
『目指せ!! ちょうどいいブス!』というキャッチコピーだけでなく『ブス』という文言をいくつも削除した。
結局、社長を含め上層部が『イッテQ!』のように騒動になることを恐れ、タイトル変更を決めたのです」
読売テレビは次のように回答した。
■「週刊文春」へ回答した直後にタイトル変更
「視聴者の方々によりドラマの内容を理解していただくために、ダイレクトにより良い、
より楽しい積極的な生き方を提案するドラマのコンセプトを生かした方がよいと考え、『人生が楽しくなる幸せの法則』を正式タイトルといたしました」
実は、読売テレビがタイトル変更を発表したのは、「週刊文春」からの質問に回答した数時間後のことだった。
「『文春』が質問状を送ってきた12月20日の夜、役員会議でタイトルをどうするか話し合われました。結局、この日、結論は出ず、翌日再び役員が集まった。
そして昼過ぎ、タイトル変更が決まり、その後、公式にマスコミへ発表するというドタバタぶりでした」(読売テレビ幹部)
すでに数話分の撮影は終わっているというが、番組関係者はこう話す。
「オンエアした後、また抗議電話が殺到したら、幹部から更なる変更命令が降ってくるのではと現場は戦々恐々としています」
ドラマより局内の「ドタバタ劇」の方が面白かったりする!?
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年1月3・10日号)
https://news.nifty.com/article/entame/bn/12113-158494/
2019年01月02日 19時00分 文春オンライン