0001ほニーテール ★2018/11/26(月) 10:59:25.31ID:CAP_USER9
2018年も残すところ、あとひと月余り。少々気が早いかもしれないが、今年の映画界をふり返ってみると、いくつかの“サプライズ”が思い起こされる。
まずは、先日「ユーキャン 新語・流行語大賞」にもノミネートされた“カメ止め”こと『カメラを止めるな!』の社会現象化。都内2館から全国累計340館に拡大公開、観客動員数200万人、興収30億円超えの大ヒットとなった(11月現在)。
また、カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞の『万引き家族』の大ヒット。実績ある是枝裕和監督の作品に安藤サクラ、リリー・フランキー、樹木希林、松岡茉優らの豪華共演とはいえ、世界三大映画祭の“最高賞”を受賞した“通好み”の作品が、国内でこれだけ大ウケすることはそうそうない。こちらも8月現在で観客動員約352万人、興収43億円超えとなっている。
この代表的な2つの“サプライズ”に共通するのは、SNSを中心とした口コミの力。今年ほど、そのパワーを実感した1年はないだろう。
SNSから全国“感染拡大”『カメラを止めるな!』
本作は、監督・俳優の養成スクールであるENBUゼミナールのワークショップから生まれた自主製作映画。上田慎一郎監督はそれまで短編の秀作をいくつも生み出してきたが、劇場長編としてはデビュー作だった。
その映画が海外の映画祭での評判や、いち早く観た著名人たちの「おもしろかった!」「何も言えないから、とにかく観て」といった口コミによって広がり、結果的にネタバレの抑止にもつながって“感染”拡大。
さらに作品や上田監督、キャストたちをメディアが取り上げはじめると、映画関係者のほぼ全員がTwitterアカウントを開設、その小まめなSNS“対策”も鍵となった。
イベントやメディア露出の告知、映画の感想へのコメントやリツイート、「いいね」など、SNSの積極的活用も実を結び、上田監督は(社)日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会が選ぶ「第6回Webグランプリ」で「Web人 of the year」を受賞するまでに。
拡大公開が始まった8月初旬には、まさかの映画ランキングベストテン入り。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』『ジュラシック・ワールド/炎の王国』『インクレディブル・ファミリー』などがひしめく夏休み興行の中、8月31日(金)に動員数100万人を突破、最高6位を3週連続で記録した。
「あ、“カメ止め”の人!」と知られるようになったキャストたちは、「痛快TV スカッとジャパン」や「ほんとにあった怖い話」、月9「SUITS/スーツ」などなど、バラエティやドラマなどに引っ張りだこに。キャストが勢ぞろいし、映画『カメ止め』の雰囲気を味わえるCMまで登場している。
17日(土)放送開始!新TVCM「わたしの見たい!LOVE激白会」をいち早く公開。コンテンツ愛をぶつけ合う人々にも注目!! 「キツネザル」ってキツネ?サル? https://t.co/wlboYaGQAk #JCOM #CM #わたしの見たいがあるTV pic.twitter.com/O6zGFZYjme— J:COMインフォメーション (@jcom_info) 2018年11月16日
なお、90億円を超え、2018年国内興行収入ランキングのトップ争いをしている『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』と『名探偵コナン ゼロの執行人』もまた、両者とも根強いファンに支えられ、すそ野の広い口コミ伝播力を見せつけた。
『コード・ブルー』は邦画実写興収においてこの15年間でNo.1の大ヒット、「藍沢先生―!」「灰谷、頑張れー!」といったかけ声をかけられる応援上映も人気となっている様子。『コナン』は10月からの4Dアトラクション上映が拍車をかけ、シリーズ最高の興収記録を伸ばしている。
アニメといえば、『若おかみは小学生!』も「今年一番泣いた映画」「自然と涙が出てきた」など感動の声がSNSに溢れた。公開4週目で215劇場中95の劇場で前週越えという快挙に、一度、上映が終了したTOHOシネマズ系列で復活&新規上映が決定する異例の事態が起こった。『カメ止め』と『若おかみは小学生!』の2作品を比べて「人の起こした『奇跡』としか言いようがない」という声も上がっていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181126-00000001-cine-movi
続く
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
まずは、先日「ユーキャン 新語・流行語大賞」にもノミネートされた“カメ止め”こと『カメラを止めるな!』の社会現象化。都内2館から全国累計340館に拡大公開、観客動員数200万人、興収30億円超えの大ヒットとなった(11月現在)。
また、カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞の『万引き家族』の大ヒット。実績ある是枝裕和監督の作品に安藤サクラ、リリー・フランキー、樹木希林、松岡茉優らの豪華共演とはいえ、世界三大映画祭の“最高賞”を受賞した“通好み”の作品が、国内でこれだけ大ウケすることはそうそうない。こちらも8月現在で観客動員約352万人、興収43億円超えとなっている。
この代表的な2つの“サプライズ”に共通するのは、SNSを中心とした口コミの力。今年ほど、そのパワーを実感した1年はないだろう。
SNSから全国“感染拡大”『カメラを止めるな!』
本作は、監督・俳優の養成スクールであるENBUゼミナールのワークショップから生まれた自主製作映画。上田慎一郎監督はそれまで短編の秀作をいくつも生み出してきたが、劇場長編としてはデビュー作だった。
その映画が海外の映画祭での評判や、いち早く観た著名人たちの「おもしろかった!」「何も言えないから、とにかく観て」といった口コミによって広がり、結果的にネタバレの抑止にもつながって“感染”拡大。
さらに作品や上田監督、キャストたちをメディアが取り上げはじめると、映画関係者のほぼ全員がTwitterアカウントを開設、その小まめなSNS“対策”も鍵となった。
イベントやメディア露出の告知、映画の感想へのコメントやリツイート、「いいね」など、SNSの積極的活用も実を結び、上田監督は(社)日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会が選ぶ「第6回Webグランプリ」で「Web人 of the year」を受賞するまでに。
拡大公開が始まった8月初旬には、まさかの映画ランキングベストテン入り。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』『ジュラシック・ワールド/炎の王国』『インクレディブル・ファミリー』などがひしめく夏休み興行の中、8月31日(金)に動員数100万人を突破、最高6位を3週連続で記録した。
「あ、“カメ止め”の人!」と知られるようになったキャストたちは、「痛快TV スカッとジャパン」や「ほんとにあった怖い話」、月9「SUITS/スーツ」などなど、バラエティやドラマなどに引っ張りだこに。キャストが勢ぞろいし、映画『カメ止め』の雰囲気を味わえるCMまで登場している。
17日(土)放送開始!新TVCM「わたしの見たい!LOVE激白会」をいち早く公開。コンテンツ愛をぶつけ合う人々にも注目!! 「キツネザル」ってキツネ?サル? https://t.co/wlboYaGQAk #JCOM #CM #わたしの見たいがあるTV pic.twitter.com/O6zGFZYjme— J:COMインフォメーション (@jcom_info) 2018年11月16日
なお、90億円を超え、2018年国内興行収入ランキングのトップ争いをしている『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』と『名探偵コナン ゼロの執行人』もまた、両者とも根強いファンに支えられ、すそ野の広い口コミ伝播力を見せつけた。
『コード・ブルー』は邦画実写興収においてこの15年間でNo.1の大ヒット、「藍沢先生―!」「灰谷、頑張れー!」といったかけ声をかけられる応援上映も人気となっている様子。『コナン』は10月からの4Dアトラクション上映が拍車をかけ、シリーズ最高の興収記録を伸ばしている。
アニメといえば、『若おかみは小学生!』も「今年一番泣いた映画」「自然と涙が出てきた」など感動の声がSNSに溢れた。公開4週目で215劇場中95の劇場で前週越えという快挙に、一度、上映が終了したTOHOシネマズ系列で復活&新規上映が決定する異例の事態が起こった。『カメ止め』と『若おかみは小学生!』の2作品を比べて「人の起こした『奇跡』としか言いようがない」という声も上がっていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181126-00000001-cine-movi
続く
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