明治安田J2第5節の21日、10位ロアッソ熊本はえがお健康スタジアムで午後1時から15位大宮と対戦する。昨季途中まで指揮を執った古巣との対戦に、渋谷洋樹監督は「相手は個人の能力がとても高い選手がそろっている。こちらはチーム、組織として戦うことが重要」と気を引き締める。
前節で愛媛を破り、勝率を五分に戻したロアッソ。ただ、セカンドボール争いで劣勢に立ち、両ウイングバックが絡む厚い攻撃ができずにシュートは2本のみ。初先発したMF上原拓郎は「予想以上に相手が前線へロングボールを放りこんできて、こぼれ球を拾ってつなぐことができなかった」と反省する。
一方で1失点で抑えたことは収穫だ。MF田中達也は「GKと連係して守り、ゲームをコントロールできるようになってきた」と手応えを話す。
J1から降格した大宮はいまだ波に乗り切れていないが、前線に大前元紀や身長199センチのシモヴィッチらJ2屈指のタレントがそろう。「まずは2人にボールを渡さないこと。ボールに対し激しく寄せて、自由にプレーさせないようにしたい」と指揮官は警戒を強める。
開幕からフル出場を続けるDF青木剛は「徐々にチーム状態は上がっている。結果に一喜一憂せず、連勝して白星を先行させたい」と静かに闘志を燃やす。(樋口琢郎)
https://this.kiji.is/348629637083579489?c=92619697908483575
前節で愛媛を破り、勝率を五分に戻したロアッソ。ただ、セカンドボール争いで劣勢に立ち、両ウイングバックが絡む厚い攻撃ができずにシュートは2本のみ。初先発したMF上原拓郎は「予想以上に相手が前線へロングボールを放りこんできて、こぼれ球を拾ってつなぐことができなかった」と反省する。
一方で1失点で抑えたことは収穫だ。MF田中達也は「GKと連係して守り、ゲームをコントロールできるようになってきた」と手応えを話す。
J1から降格した大宮はいまだ波に乗り切れていないが、前線に大前元紀や身長199センチのシモヴィッチらJ2屈指のタレントがそろう。「まずは2人にボールを渡さないこと。ボールに対し激しく寄せて、自由にプレーさせないようにしたい」と指揮官は警戒を強める。
開幕からフル出場を続けるDF青木剛は「徐々にチーム状態は上がっている。結果に一喜一憂せず、連勝して白星を先行させたい」と静かに闘志を燃やす。(樋口琢郎)
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