引退発表をした歌手の安室奈美恵(40)をめぐり、テレビ界が大騒ぎになっている。引退前に何とか出演してもらおうと、熾烈な争奪戦を繰り広げているというのだ。
「各局はここぞとばかりに、所属のエイベックスの担当者に連絡を取っています。テレビ朝日やフジテレビなど歌番組を持つ局は、特番の打診をしている。日本テレビなどレギュラーの歌番組がない局は、インタビューだけでも取れないか――と食らいついています」(民放関係者)
慌てふためく民放を尻目に、強いコネクションと手厚いバックアップ体制で、安室を囲い込もうとしているのがNHKだ。すでに今年の紅白歌合戦の大トリが確実視されていると報じられている。
「出演の分数は異例の15分以上を用意しているようです。おまけにスタジオが無理なら中継での提案もしている。NHKは昨年、ギリギリまで交渉して結局、ダメになったSMAPの二の舞いだけは避けたいと、局を挙げて動いている。美術セットや出演料などを含め、最低でも3億円を用意しているというから並々ならぬものを感じます」(前出の民放関係者)
出演が実現すれば、今年の目玉となるのは間違いないが、現状ではかなりハードルが高いという。なぜなのか。
「安室は話芸が苦手なんです。コンサートでもMCトークはほとんどなく、大半が歌と踊りで構成されている。その点で、テレビは一番、苦手な媒体。残念なことですが、現段階では民放はもちろん、NHKの紅白も固辞しているという話です。コメントなしで歌とダンスだけという条件なら、可能性はあるかもしれませんが……」(大手芸能プロ幹部)
周囲の喧噪をよそに、間もなく海外に出掛けるという安室。並行して、バックダンサーの再就職先の斡旋など、スタッフのケアもしているという。引退に向けて着々だが、早くもこんなウワサも出ている。
「“再復帰”話です。声を潰したり、体調が悪くて引退するわけではない。歌だけをネット配信したり、究極はプロデューサーやダンスの振り付け、演出家として、音楽界に舞い戻ることも視野に入れていてもおかしくない」(前出の大手芸能プロ幹部)
引退まであと1年。安室がどのような選択をするのか目が離せない。
2017年9月24日 10時26分 日刊ゲンダイDIGITAL
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/13655598/
「各局はここぞとばかりに、所属のエイベックスの担当者に連絡を取っています。テレビ朝日やフジテレビなど歌番組を持つ局は、特番の打診をしている。日本テレビなどレギュラーの歌番組がない局は、インタビューだけでも取れないか――と食らいついています」(民放関係者)
慌てふためく民放を尻目に、強いコネクションと手厚いバックアップ体制で、安室を囲い込もうとしているのがNHKだ。すでに今年の紅白歌合戦の大トリが確実視されていると報じられている。
「出演の分数は異例の15分以上を用意しているようです。おまけにスタジオが無理なら中継での提案もしている。NHKは昨年、ギリギリまで交渉して結局、ダメになったSMAPの二の舞いだけは避けたいと、局を挙げて動いている。美術セットや出演料などを含め、最低でも3億円を用意しているというから並々ならぬものを感じます」(前出の民放関係者)
出演が実現すれば、今年の目玉となるのは間違いないが、現状ではかなりハードルが高いという。なぜなのか。
「安室は話芸が苦手なんです。コンサートでもMCトークはほとんどなく、大半が歌と踊りで構成されている。その点で、テレビは一番、苦手な媒体。残念なことですが、現段階では民放はもちろん、NHKの紅白も固辞しているという話です。コメントなしで歌とダンスだけという条件なら、可能性はあるかもしれませんが……」(大手芸能プロ幹部)
周囲の喧噪をよそに、間もなく海外に出掛けるという安室。並行して、バックダンサーの再就職先の斡旋など、スタッフのケアもしているという。引退に向けて着々だが、早くもこんなウワサも出ている。
「“再復帰”話です。声を潰したり、体調が悪くて引退するわけではない。歌だけをネット配信したり、究極はプロデューサーやダンスの振り付け、演出家として、音楽界に舞い戻ることも視野に入れていてもおかしくない」(前出の大手芸能プロ幹部)
引退まであと1年。安室がどのような選択をするのか目が離せない。
2017年9月24日 10時26分 日刊ゲンダイDIGITAL
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/13655598/