自民が金払ってデマ拡散してるのが開示されてるんやな



 >本誌は「黒瀬深」アカウントの“正体”について以前から取材しており、じつはこの引退宣言の直前、アカウントを運営する男性本人との接触に成功していた。だが、取材申し込みに対して「できるだけの協力はさせていただきたい」と話していた男性は11月5日に態度を一変。代理人弁護士を通じて、東京地裁に本誌への「記事掲載禁止の仮処分」を申し立てたのだった――。

●Twitterで14万人以上に「デマ」を拡散してきた

「黒瀬深」は、Twitterで14万人以上のフォロワーを集める“インフルエンサー”だ。アカウント名で検索すると「ネトウヨの皇帝」なる別称も出てくる。


10月24日には「しんぶん赤旗日曜版」が、同じくTwitterで多くのフォロワーを集めていた匿名アカウント「Dappi」について、「自民党と関連ある企業が運営していた」と報道し、大きな反響を呼んだ。

「Dappi」もこれまで野党議員への誹謗中傷を繰り返しており、デマの疑いもたびたび指摘されてきた。立憲民主党の小西洋之参院議員と杉尾秀哉参院議員は、損害賠償を求める訴訟を提起している。

「黒瀬深」についても、背後関係や運営者の正体について解明する必要を指摘する声が挙がっていた。嘘か真実かもわからない自分語りをおこない、政治的立場の異なる相手や国会議員を攻撃し続ける匿名アカウントの正体とはいったい――。