「イっていいよ……ほら、射精して」


 ――私はそれだけ言った後、再度彼へと唇を押し付ける。そして、トドメとばかりに今まで弄ってこなかった彼の胸部――乳輪の周りへと人差し指と中指を忍ばせて、絶対に乳首へ触らないように。
その周りをサラサラとフェザータッチで撫で回すように刺激し始める。

 口と逸物への息もつかせぬ刺激によってただでさえ限界が近かったというのに、更に胸への攻めと……最後は身を委ねたその対象からの、射精の許可。

 彼が今まで我慢してきた全てのモノが、とうとう決壊する。


「ん゛んんんんんっ!!!…………ふーっ…ふぅう………っんぐぅっ……!!」

「…………」


 びゅぐんっ!!びゅぐんっ!!と体全体を大きく跳ねさせ、彼は絶頂した。

 射精の力強い脈動を接している唇で感じながら、私はダメ押しとばかりに彼のチンポを更に上下にコスって更なる射精を促した。
あまりの勢いに、床へ正座していた彼が発射したその子種は、ベッドへと座っていた私の胸元へとかかって滴り落ちる。
https://i.imgur.com/ptES5di.jpg