12月27日12時から国内最大のオフラインゲームスピードランイベント「RTA in Japan 3」がスタートする。
12月31日19時までの約100時間、この日のために腕を磨いた約80名のランナーが約60タイトルでゲームの速解きに挑戦する。
イベントのタイトルにもある「RTA」とはReal Time Attackの略で、ゲームを最初からプレイし、どれだけ早くクリアできるかを実時間で競う。
イベントは東京の「ハンドレッドスクエア倶楽部」で行われ、実際に会場に遊びに行くことも可能だ。

競技に使われるタイトルは『Getting Over It With Bennett Foddy』や『風のクロノア: door to phantomile』といったRTAでもおなじみの種目であるアクションゲーム、『Undertale』や
『STAR OCEAN SECOND EVOLUTION』など長時間の挑戦となるRPG、さらにはどうやって速解きするのか想像のつかない変わり種『くまのプーさんのホームランダービー!』のRTAなど、
さまざまな種目が用意されている。

ゲームの内容に合わせてレギュレーションもさまざま設定されている。多くの競技で設定されている「Any%」は途中経過にかかわらず最速クリアを目指す、もっとも基本的なレギュレーションだ。
そのほか、バグ利用の有無、ゲームの難易度といったものや、たとえば『マイティボンジャック』であれば「爆弾ワープ無し・真エンディング」といった個別の設定もある。
リアルタイムアタックでは、通常のプレイでは使わないようなテクニックが多く利用される。見ているだけではランナーが何をやっているか理解しにくい場面もあるだろう。
しかし、各ゲームには実況と解説も付くので、ゲームのRTA競技の専門的な知識の無い人でも安心して楽しめる。

2018年を締めくくるゲームの速解きイベント「RTA in Japan 3」。オンライン、オフラインとも、ぜひ参加してほしいイベントだ。

面白そうだな