61年の保釈後、戸塚氏は一時閉鎖していたヨットスクールを再開し、現在に至っている。猛烈なバッシングに晒されたにもかかわらず、相談に来る親や生徒は絶えることがなかった。

「最近は生徒が高齢化して、下手をすると40歳を超えて来る生徒もいる。今も主に両親が連れて来ますが、年齢が高い分、より陰湿に、よりひどくなっている。
本当はね、情緒障害児なんか相手にしたくはない。付き合えば分かりますが、実に嫌な連中ですよ。でも、誰が彼らを受け容れてくれるんですか」

 戸塚氏にすれば、現在の教育における体罰論議の封印は、偽善以外の何物でもないという。

「私は終始、体罰は手段であって目的ではないと言ってきた。傷害致死と言うなら、私がやってきたことが教育ではないと証明しなければならない。
そのためには正しい教育論を対峙させる必要がある。しかし、そんなものがあるくらいなら、教育の荒廃なんて起きる筈はないでしょう。

私のヨットスクールに親たちが子供を連れて来る必要もなかったし、ましてや渦中にあってスクールが存続することもなかった筈です」
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/05070615/?all=1&;page=3

戸塚の爺の言葉は村民に刺さるな?