現場は祭り会場

5歳女児が輪投げの景品であるお菓子を盗み食い
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それをボランティアのおじいさんが叱った
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女児が「お菓子が食べたい」と号泣
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女児の父親が駆けつけてきてボランティア爺さんと口論

女児の父親は警察に通報し、「爺さんを逮捕しろ」と要求し警察が拒否
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女児と父親が、「ボランティア爺さんのせいでPTSDを発症した」と
祭りの主催者である市に190万円の慰謝料を求めて提訴
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1審の東京地裁は訴えの一部を認めて市に20万円の支払い命令
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女児と父親「慰謝料額が少ない」と控訴
市「判決に不服」として控訴
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2審の東京高裁
「景品の駄菓子を勝手に取ろうとした女児を注意したのは社会通念上、全く正当」と指摘。
「親として謝罪すべきなのに、道理に反して男性に謝罪を求め、警察に通報するなどした」とし
女児側の訴えを全面棄却
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女児と父親が上告
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最高裁が女児側の上告を棄却