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東山奈央ファン倶楽部総本山

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0751非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/12(日) 23:27:23.320
『依頼』

師匠から聞いた話だ。
大学一回生の秋だった。
僕は加奈子さんという、オカルト道の師匠の家に向かっていた。
特に用事はないが、近くまで来たので寄ってみようと思ったのだ。
交差点で信号待ちをしていると、道路を挟んだ向こうにその師匠の姿を見つける。
少し遠いのと、珍しく車がバンバン通っているので、呼びかけても気づかない。
その師匠は去って行くでもなく、電信柱のそばで立ち止まったまま動いてない。
どうしたんだろうと目を凝らすと、電信柱の根元のあたりになにか落ちていて、それを見下ろしているらしかった。
どうも、ビニール袋に入った菓子パンのようだ。
僕の観察している前で、師匠はやがてキョロキョロと周囲を窺い始めた。
まさかと思って見ていると、
スッと腰を落としてそのパンを拾い上げ、服の内側に抱え込むと足早に立ち去って行った。
拾い食いかよ。
俺は我がことのように猛烈に恥ずかしくなった。
歩行者用の信号が青になり、後を追う。
説教だな。さすがにこれは。
0755非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/12(日) 23:27:35.800
>>735
えっちやん
0756非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/12(日) 23:27:35.970
>>682
ライドォ「なんか詳しいですねぇ」
0764非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/12(日) 23:28:00.550
グラブルにPSが求められるのはマルチだけだからな
いかにダメカなどのバフを入れられるか反射神経も求められる
神経を削るんすよ。それこそe sportみたいにね
はい。来ますよグラブルの時代
0775非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/12(日) 23:28:31.340
角を曲がってもその姿は見えない。逃げ脚早過ぎだろう。
師匠の家に向かいながら、最近金欠気味のようだったことを思い出す。
師匠は継続してバイトをしている形跡がなく、
大学の掲示板に張り出される、単発のバイト募集を眺めているところを何度か目撃している。
いつもお金に窮していて、たかられることが多々あったが、
かと思うと急に羽振りが良くなり、変なものを買い込んだりしては散財し、
またキュウキュウになって家でぐったりしている、といった具合だ。
傍から見ていると実に面白いのだが、たかられるのは迷惑だった。
0778非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/12(日) 23:28:38.180
【これは酷い】『FGO』で約1300連して大爆死した人が話題に・・・
『FGO』1300連してもスカサハスカディが出ないで爆死wwwwww

アフィカスの餌食にされてるのね
0795非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/12(日) 23:29:39.870
>>782
進捗データ送った
0803非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/12(日) 23:29:59.680
師匠の家に着くと、僕は乱暴にノックをする。応答があったので、挨拶をして上がり込む。
僕はすぐにその部屋の中を観察したが、パンの袋は見当たらない。
「今、パンを拾いましたね」
明らかに狼狽した。
「拾ってない」
「見ましたよ。もう食べたんですか」
「拾ってないよ」
続けて詰問したが、頑としてその事実を認めなかった。僕はやがて根負けする。
「分かりました。もういいですよ、どうでも」
「落ちてるものを拾って食べるほど落ちぶれてないよ。失礼極まりないなお前は。しかも賞味期限切れのものを」
いいです。僕が悪かったです。
妙に引っ掛かるものがあったが、これ以上不毛な会話をするつもりもなかった。
かと言って有毛な会話も特になく、顔も見たことだし、帰ろうかと腰を浮かした。
すると師匠は、「なにか食べるものを買ってこい」とのたまう。
「そうだ。昼飯食ってないだろ。手料理を食わしてやるから、材料を買ってきなさい」
言い方を変えたが、ようするにたかる気だ。溜息をついて外に出た。そして近くのスーパーに向かう。

指示されたものを買い込んで、肌寒さの増した住宅街を歩いていると、
すっかりの彼女のペースにはまっている自分に気づく。
そして、それを案外心地よく感じていることも。
0813非通知さん@アプリ起動中 (アウアウカー)
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2018/08/12(日) 23:30:42.68a
>>804
1300円
0819非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/12(日) 23:31:06.320
>>732
それをたまこ同人の最後ページ乗っけて違法奴を批判してた奴が
実在するインタビューに答えた一般カップルをネタにした同人だした辺りで作家も同じクズばかりと悟ったゾ
割れもクズだけど他所のふんどしで話し書いてる奴はそれで儲けたいなら企業に金払って主張しろ
0820非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/12(日) 23:31:11.360
>>789
バーカw
俺は同人は白石して、浮いたお金でNNソープで20代の女の子に生中出ししてるわwww
ちょー気持ちいいぞ
性病はたまにかかるけど独身だから迷惑かからんし
0831非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/12(日) 23:31:45.370
1300連本当なの?
0833非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/12(日) 23:31:56.420
「帰りました」
ドアを開けて、ピニール袋を足元に置く。
ちょうど師匠が家の電話を切るところだった。
「予定変更だ」
「え?」
「飯のタネが発生した」
言いながら、師匠は身支度を整え始める。
「そう言えば、お前はまだ連れて行ったことなかったな」
「なにかのバイトですか」
「バイトと言えばバイトだな。面白いぞ。一緒に来いよ」
料理の材料を冷蔵庫に放り込み、連れだって外に出た。
軽四に乗り込もうとして、「あ、ガソリンやばいんだった」と止まり、
「自転車で行こう」と言うので、師匠の自転車に二人乗りで目的地に向かう。
もちろん、ペダルをこぐのは僕だ。
どこに行くのかを訊いても、「いいところ」とはぐらかされる。
僕は師匠の指がさす方向へハンドルを向けるだけだ。

やがて自転車は、市内の中心街から少し離れた一角へ入り込む。
新旧の雑居ビルが立ち並ぶ中を進んでいると、「ここだ」と肩が叩かれる。
そこは三階建ての薄汚れたビルで、一階には喫茶店が入口を構えている。
そこに入るのかと思っていると、師匠はその入口の横にある階段を上り始めた。
思わず上の階を見上げると、二階に消費者金融の看板が掛っている。
0837非通知さん@アプリ起動中 (アウアウカー)
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2018/08/12(日) 23:32:08.40a
>>820
浮いたお金って考えがまず貧乏人の発想だわ
0841非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/12(日) 23:32:27.930
二の足を踏んだ。
なんなんだ。もしかして、僕に借りさせる気じゃないだろうな、と思って疑心暗鬼にとらわれる。
しかし、あの人だけはなにがあってもおかしくない。
どきどきしながら、狭く薄暗い階段を後に続いて上りはじめる。
師匠の背中を見上げると、二階のドアを通り過ぎて、さらに上の階へ伸びる階段へ足を掛けるところだった。
三階?何の店が入っていたか思い出そうとする。が、ビルの外観の中でもほとんど印象に残っていない。

階段を上りきると、師匠がドアの前で待っていた。
親指を立てて、そのドアに書かれている文字を指し示している。
『小川調査事務所』
そう読めた。控え目な字体と大きさだった。
「こんちわー」
師匠はノックのあと、ノブを捻ってドアを開け放った。
瞬間、コーヒーの匂いが鼻腔に漂う。
殺風景な室内は、デスクがいくつかと、色とりどりのファイルが押し込まれているスチール棚が奥に見えた。
それから、入口やデスクのそばに鉢植えの観葉植物。
一番奥のデスクに組んだ足を乗せて書類をめくっていた男性が、「おお」と声を上げる。
ここにいるのはその人だけのようだ。
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