https://gamebiz.jp/?p=217054
■既存タイトルの運営強化と1周年施策が奏功 ライブエンターテイメント事業に参入も
続いて、ゲーム・エンタメ事業の状況を見てみたい。モバイルゲームの国内コイン消費は、前四半期比で増加した。
既存タイトルの運営強化が順調に成果を発揮してきた格好で、特に『SINoALICE』が運営人数を増やして強化し、コンテンツの継続投入を行った効果が大きく発揮されているもようだ。

足元の広告施策としては、『SINoALICE』初の大型プロモーションとして、TVCMを7月20日より展開している。担当の前田取締役(写真)によると、「DAUはリリース直後を除けば過去最高」の水準にあるとのことで、
その成果がしっかりと表れているようだ。
なお、ゲーム内ではTVCMとの連動イベントも開催しており、これがうまく相乗効果を発揮しているとも言えそうだ。

■『SINoALICE』の広告展開など広告宣伝費を積極投下へ
なお、2019年6月期の予想は非開示とし、第1四半期(7〜9月)の業績予想を発表しており、売上高185億円(前期比14.4%減、前四半期比2.6%減)、営業利益15億円(同44.3%減、同6.3%減)、経常利益15億円(同50.3%減、同21.1%減)、
最終利益10億円(同47.5%減)を見込んでいる。前四半期に1周年のイベント施策で盛り上がった反動を見込んでいるようだ。
また、前述の『SINoALICE』の広告展開など広告宣伝費を積極投下するほか、ライブエンターテイメント事業の立ち上げに向けた費用も織り込んでいるとのこと。