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ガチャを分けても面白くならないんで工数を使いたくない
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0493非通知さん@アプリ起動中 (ササクッテロレ)
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2018/08/09(木) 22:40:44.62p
>>435
マナプリで種火交換出来るぞ
0496非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/09(木) 22:40:51.360
村民が頑張ってコラ作って煽っても全く相手にされてないの草
0499非通知さん@アプリ起動中 (ササクッテロ)
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2018/08/09(木) 22:41:04.30p
そっとノブを握った。回る。鍵が掛かっていない。
ゆっくりと開けて、外に出た。
「よう」
彼女が、『妖精』が、屋上の端に腰掛けたままこちらを振り返った。
驚いた様子はない。僕に気づいていたのか。
「なにをしてるんですか」
「んー? 高鬼(たかおに)」
その口からでた子どもじみた遊びに、拍子抜けした。
なんだそれは。
このあいだと同じような格好をしているが、今日はタバコを咥えていなかった。
「春になるとな、ざわざわするんだよ。大学が。お前、新入生だろ」
「そうです」
「うちの大学、新入生だけで2千人以上いるからな。それだけの人が動くと、いろんなものが動くんだ」
彼女は、いろんな、という言葉を強調して言った。
「お前の言う、『黒いもの』もその1つだ。害のないものならいいけど、放っておくと危ないものもある」
なにを言っているんだ、この人は。
深夜の無人の校舎の屋上で、たった2人。現実感のない空間だった。
「高鬼って遊び、知らないか。鬼よりも高いところにいる人は、捕まえることができないってやつ」
このあいだよりも機嫌が良さそうだ。口調が明らかに滑らかだった。
「今日はしつこいしつこい」
笑ってそういう彼女に、僕はサークル棟の前で今体験したことを話した。柱の上にいたなにかのことを。高鬼、という言葉に反応して。
「ああ、雑魚は逃げるだろうな。そうやって。あれは洒落にならないから。私もこないだは危なかった。逃げ場がなくてな」
こないだ? 先日、彼女が柱の上に腰掛けていたときのことか。
『見えてないな』
彼女に言われた、辛らつな言葉が脳裏をよぎる。
彼女が逃げるような、なにか恐ろしいものがあの場所にうごめいていたというのか。
0503非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/09(木) 22:41:16.280
お前ら的に1周り違う女ってアリなの?
俺は53歳とか絶対に嫌だわ29歳ならいいけど
0507非通知さん@アプリ起動中 (ササクッテロ)
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2018/08/09(木) 22:41:32.27p
日常に、どろりとした膜がかかっているイメージ。そのなかを、人々が笑いながら歩いている。その膜が見えるものだけが、体を捕らえられてあがいている。
『それでも、目を閉じないで』
嫌だ。
なぜ自分だけがそんな目に遭わないといけないんだ。
やり場のない憤りが、言葉に乗った。
「そんな、そうやって、逃げて、なにが楽しいんですか」
笑っている彼女に、理不尽な怒りをぶつけた。
けれど彼女は驚きもせず、答えた。
「遊びだから、楽しいんだ」
高鬼なんて、真剣にやったことあるか?
彼女は屋上の縁で立ち上がって言った。
「鬼に捕まったらどうなると思う? 次はだれだれちゃんのオニーってやつだ。鬼がクラスのともだちだったら、ともだちになるだけだ。じゃあ、鬼がこの世ならざるものだったなら、捕ったらなんになる?」
彼女の言葉には、隠しきれない歓喜が込められていた。
「いいか、そんな遊びのなかにこそ……」
続けようとした言葉が止まった。
背後で、ドアが開くような金属の擦れる音がした。振り向くと、だれかがそこに立っていた。
「お前…… つけられたな」
彼女が切羽詰ったような口調で僕をなじった。
屋上のドアから出てきたそのだれかは、ぐわんぐわんと体が大きくなったり、小さくなったりしていた。
人じゃないことはわかった。そして、僕がこれまでに見てきたような、街角でひっそりと立っているだけの幽霊などとはまったく違う、寒気のするような悪意で充満した存在であることも。
僕が招き入れてしまった? 入ったときの窓ガラスは……開けっ放しだった気がする。
膝がガクガクする。
0509非通知さん@アプリ起動中 (スップ)
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2018/08/09(木) 22:41:34.76d
モバマスのアイドルども意味不明なSR最終解放でSSRなしw
コラボで全員SSR最終解放おまけつき
いらねー
0517非通知さん@アプリ起動中 (ササクッテロ)
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2018/08/09(木) 22:42:07.25p
「遊びは終わり」
彼女がそう言って、屋上の手すりの縁に置いてあったなにかに手を伸ばそうとした瞬間、ドアのところにいたそいつの体が急に伸びた。一瞬だった。
「あ」
彼女の手からなにかを奪ったそいつが、屋上の外で宙に浮いていた。
「返せ」
彼女が叫ぶ。
そいつは、頭のあたりで人間の顔が風船のように膨らんだり、縮んだりしている。体は体で、手は手で、足は足で、別個にぐわんぐわんと揺れている。
そして彼女から奪った仮面のようなものを手にして、しげしげと眺めている。
「返せ」
もう一度叫んだが、まったく反応はない。そいつが浮かんでいる場所には、屋上から身を乗り出しても手が届きそうになかった。その向こうは、4階建ての高さの闇だ。
今まで不思議なものを散々見てきた僕にも、信じられないような光景だった。なにより、いつも『個人的な体験』だったはずの、そういう存在を、別の人と一緒に見ている、という不可解さに、頭痛がするようだった。
「うしろを向いて、目をつぶってろ」
「え?」
「いいから、目をつぶってろ」
彼女が、屋上の外に浮かぶそいつを凝視しながら言った。
「はやく」
有無を言わせぬ口調に、僕は急いでうしろを向いた。そのまま逃げ出してしまいたい気持ちになったが、なんとかこらえて目を閉じた。
0520非通知さん@アプリ起動中 (スップ)
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2018/08/09(木) 22:42:16.72d
>>487
村民はラブライブでハジブルなのにな
はぁ
0522非通知さん@アプリ起動中 (アウアウウー)
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2018/08/09(木) 22:42:20.09a
>>474
ラブライブも村おこしの話やしな
0527非通知さん@アプリ起動中 (アウアウカー)
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2018/08/09(木) 22:42:35.66a
>>461
スレ民だったらねぎま団見てれば分かるだろう
あれがアイマス豚
0529非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/09(木) 22:42:37.450
19 名無しで叶える物語(笑) (ワッチョイ 7318-Xflc) sage 2018/08/08(水) 18:08:53.63 ID:uKR4GJf/0
やらなくていいぞこんなクソゲー
絵だけツイッターで保存して終わりでいい
0532非通知さん@アプリ起動中 (ササクッテロ)
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2018/08/09(木) 22:42:52.97p
目を閉じたが……。
なにも起きなかった。風が吹いて、顔を撫でた。彼女は、なにをしている? あの、恐ろしいやつは?
思い出して生唾をのんだ。恐怖がこみ上げてきて、目をつぶっていられなくなった。
目を開けて、すぐに振り返った。
いない――
屋上にはだれもいなかった。
うそだろ。
僕は慌てて周囲を見回したが、あの恐ろしいやつの姿もなければ、彼女もいなかった。屋上には隠れる場所もない。
幻覚でも見ていたかのようだった。
化け物はともかく、彼女が、なぜ?
ドアを見た。
自分だけ逃げた?
僕は周囲を警戒しながら、ドアのほうに向かって歩き出した。
階段を降りながら、下のほうに恐る恐る声をかけてみたが、なんの反応もなかった。入ってきたときと同じように、人の気配はまったくなかった。
3階、2階、1階と様子を伺いながら降りていった。最初の講義室へ戻り、その窓から外へ出た。
いない。
彼女は消えていた。逃げたのか。僕を囮にして?
1人残された僕は、闇のなかで立ち尽くしていた。
0543非通知さん@アプリ起動中 (ササクッテロ)
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2018/08/09(木) 22:43:44.49p
真夜中の教育学部の学部棟の屋上で『妖精』と出会った、その次の日だ。
僕は昼間にその学部棟の下に立って、空を見上げていた。
昨日の夜、あの空中に、この世のものではないものが浮かんでいたのだ。人の体のツギハギでできたような不気味ななにかが、大きくなったり、小さくなったりしながら、あそこに。
ぞわっ、と首筋が寒くなる。
これまでに望まなくとも見てしまった幽霊たち。かぼそく、はかないそれらとは異質な、悪意を持った存在だった、あれは。
言われるままに目を閉じ、次に目を開いたときには、それも、彼女も、消えたようにいなくなっていた。あれは、いったいなんだったのか。
考えても答えは出ない。僕はため息をついて立ち去ろうとした。そのとき、すぐ近くで、学生たちが騒いでいるのが目に入った。
「これ見て」
そう言って芝生を指さしている。学部棟のすぐ下だ。
僕も近くに寄ってみると、血の跡のようなものが芝生についていた。バレーボールくらいの大きさだ。
「なにこれ、血?」
「キモッ」
そう言って笑ってから、彼らは去っていった。彼らが学部棟に入っていくのを見届けてから、僕はその芝生の前にしゃがみこんだ。
教育学部の学生が、いま気づいた。ということは、この血の跡のようなものは、新しくついたものだ。たとえば、昨日の夜に。
そっと触ると、芝からパラパラと赤黒い粉が落ちた。僕はしゃがんだまま、学部棟の屋上を見上げた。
昨日、僕はあそこにいた。
なにか、不吉な符合を感じて、僕は身震いをした。そしてその視界の端に、黒いものの影を見た。
またあれだ。立ち上がってそちらを見ると、もうなにもいない。
なんなのだ。僕は苛立って、芝生を強く踏みしめた。
0549非通知さん@アプリ起動中 (スップ)
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2018/08/09(木) 22:43:59.11d
ラブライブ好きが感謝の課金しとるやろ
0552非通知さん@アプリ起動中 (JP)
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2018/08/09(木) 22:44:06.09H
しっかしほんとグラブルの話題一個もトレンドにないな
薄々は気づいてたけどやっぱみんなオワブルを感じてるんだな
村民は一歩先をいってるわ
0560非通知さん@アプリ起動中 (ササクッテロ)
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2018/08/09(木) 22:44:29.20p
さらにその次の日、僕は学食でトレイを持ってウロウロしていた。いつもながらやけに混んでいて嫌になる。ずっとこんな調子ではないと信じたい。
まだ学食以外の昼食場所を見つけていない新入生が多いせいなのだろう。そしてきっと一部の学生はだんだん授業に出なくなり、ここもすいている日がくる。きっとそうだ。
まさか、自分が授業に出なくなる側になるとは思っていなかった僕は、まだ見ぬ未来に希望を抱きながら、あいている席を探していた。
すると、食事中の人々のなかに、見知った顔を発見した。
妖精だ。妖精が、黒い髑髏のスカジャンを着て、カレーを食べている。
僕はその前の席があいているのを見て、急いで近寄ってトレイをおろした。
「おとといはどうも」
妖精はカレーを食べながら文庫本を読んでいた。その本から視線をはずして、ちらりとこちらを見る。
「どこかで見たような幽霊だな」
「幽霊じゃないですよ。僕です、ほら、夜に教育学部の学部棟で」
「わかってる」
彼女は文庫本を置いた。新潮文庫の『ハムレット』だった。
「どうして逃げたんですか」
「逃げた?」
「僕を置いて逃げたじゃないですか」
「そりゃあ……」
彼女は鼻で笑うような仕草のあと、水を飲んでから言った。
「悪かったな」
「あれはなんなんですか」
「お化けだよ、お化け」
「あんなのが大学にいて、おかしいじゃないですか」
しげしげと彼女は僕の顔を見た。
「おまえ、なにをそんなに苛立ってんだ」
「い、苛立ってなんか」
「お前さあ、おとといの夜、なんで大学に来てたんだ」
「それは……」
「見に来てたんだろ。例の黒いお化けを。あの逃げるやつ」
図星だった。
0562非通知さん@アプリ起動中 (スップ)
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2018/08/09(木) 22:44:51.60d
モバマス完全に捨てたのなんなんやろな
0575非通知さん@アプリ起動中 (ササクッテロ)
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2018/08/09(木) 22:45:44.42p
「見たいのか、見たくないのか、どっちなんだよ」
僕は核心を突かれて、ハッとした。ずっと抱いていた葛藤を見透かされたのだ。
『目を閉じないで』
ゆらりと、記憶のかなたでそんな言葉が揺れる。僕は言葉を搾り出した。
「……あの、影みたいなのは、なんなんですか」
「さあな」
彼女ははぐらかすように笑う。
「かわりに、教えてやろうか」
「かわりって、なんですか」
「あの黒いやつを見る方法を」
「そんな、どうやって」
「ちょっと待て」
彼女は残ったカレーにスプーンを突っ込み、片付けた。ティッシュで口を拭いてから、僕に向き直る。
「あれはな、自分の背中みたいなもんだ。見ようとしても、その動きに反応して回り込んで逃げちまう。
見ようとするその意識を、読まれるんだよ」
彼女はそう言って、自分の背中を見ようとするようにクルクルと首をめぐらせた。
「そんなもの、どうやって見るんですか」
「見ようとしなければいい」
「禅問答ですか」
「簡単なことだよ。電話してるときに、手元にペンと紙があったら、ついついラクガキしちゃうことあるだろ。無意識に。なにを書いたか、自分でも見返すまでわからなかったりする。
もちろん実際には完全な無意識じゃない、意識の優先度が低いってことだ。そんなふうに、意識の階層化を図ればいい」
「階層化?」
「こうやって、本を読みながらカレーを食うだろ」
彼女はハムレットの文庫本を開いた。
0578非通知さん@アプリ起動中 (スップ)
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2018/08/09(木) 22:45:54.80d
2年がかろうじてセーフ?
0584非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/09(木) 22:45:59.470
ラブライブから始めた友人から電話来て
たな「どした??」
友人「お前グラブル やってたよな?」
たな 「多少は」
友人「じゃあ2年組に投票しろ」
たな「うん?」
友人「お前ガチだったよな?コラボキャラなんかどうでもいいよな?投票しろ!!!」って
電話かかって来て選挙法違反って言葉が浮かんだ
0588非通知さん@アプリ起動中 (ササクッテロ)
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2018/08/09(木) 22:46:17.40p
「『ホレイショー、天と地の間にはお前の哲学などには思いもよらぬできごとがあるのだ』ってな。その分、カレーはほとんど無意識に食ってる。でもこれくらいじゃまだ足りない。
服にカレーがつかないように、多少の意識は振り分けられてる。そこで、本の文字を目で追いながら、私はさらに頭のなかでポアンカレ予想のことを考える。
位相幾何学と、ケーニヒスベルクの七つの橋の問題を考える。そうすると、どうなると思う。みごとカレーが服についてると。こういうわけだ」
そう言って彼女はおおげさにスカジャンの胸元をぬぐう真似をした。
「あとはお前しだいだ。じゃあな」
「ちょ、ちょっと待ってください」
「私はしばらくのあいだ、夜に、大学の構内をうろついてるよ」
また会うにはどうしたらいいか、訊こうとした、その先まわりをされていた。
「おまえ、伊勢うどんとか、好きなのか」
そう言って妖精は、僕のトレイを指さして笑った。器のなかで、大盛りのうどんが汁を吸ってすっかりふやけていた。
彼女は黒い帽子を被り、席を立った。去っていくそのうしろ姿を見ながら、僕は彼女と少し打ち解けた会話ができたことに、不思議な喜びを抱いていた。
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