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ガチャを分けても面白くならないんで工数を使いたくない
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0296非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/09(木) 22:31:07.360
ラブライブは腐っても黒乳首なんだし
少しは魅力ある作品かと思ったら
知的障害を持った女の子ばかりで非常に反応に困った
初代様はまともな人材おるんか?
0309非通知さん@アプリ起動中 (ササクッテロル)
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2018/08/09(木) 22:31:55.91p
『握手』

師匠から聞いた話だ。

大学1回生の春だった。
入学して2週間が経ち、戸惑うばかりだった大学生としての生活サイクルにもようやく慣れる兆しが見え始めたころ。
キャンパス内には文化系サークル、体育会系サークルの新入生勧誘看板が雨後のタケノコのように乱立し、さすがに当初にあった繁華街の客引きのような強引な勧誘はなりを潜めたものの、
まだまだ新入生を取りっぱぐれまいという各サークルの熱気が、いたるところから感じられた。
そんな空気にいささか居心地の思いをしながら、
平日の昼休みに学食のある大学会館のあたりを歩いていると、キジトラ柄の猫が一匹、うなーんと鳴きながら目の前を通り過ぎようとした。
すぐに近くにいた女子学生が取り囲み、かわいいかわいいと連呼し始める。これだけ学生がいればエサをやる人もいるのだろう。学内にはそんな野良猫が何匹かいるようだった。
いつもなにかに癇癪を起している大学生協の職員がおっぱらいに来る前に、立ち去ろうと爪先の向きを変えたときだ。
視線の端に、なにか黒いものが映った気がしてふとそちらを見た。
大学会館のすぐそばにあった学内保健センターが目に入る。黒いものはその建物の影にスッと消えたようだった。
ただの人影ならそんなに気にはならなかっただろう。けれど、僕のなかにあるこの世のものではないものを知覚する受容器が、かすかに反応しているのに気づいてしまった。
保健センターは平屋の小さな建物だった。そちらへそっと歩いていき、裏側へ回ってみたがそこにはだれもいなかった。立ち去っていく人もいない。黒い影は消えてしまっていた。
気のせい。
とは思えなかった。
実のところ、この大学に入って以来、そんな黒いものが視界の端を横切るのを何度も経験していたのだ。ただ、いつもそちらを向くと、建物の裏や扉のなかへ逃げるように消えてしまう。
確実にそこになにかがいた、と確信するには頼りなく、錯覚と断定するには妙な存在感があった。
怖い、という感じはなかった。ただ、なにか不吉な感じは抱いていた。
0315非通知さん@アプリ起動中 (スップ)
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2018/08/09(木) 22:32:16.41d
BBとヒロインXはよ
イベント礼装と牛若丸だけ回収して待機やな
0323非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/09(木) 22:32:28.370
>>304
ハゲが映画作るんだよ!
0328非通知さん@アプリ起動中 (ササクッテロル)
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2018/08/09(木) 22:32:53.58p
猫を中心にした騒がしさのなか、たった1人でひとけのない保健センターの前にたたずんでいると、言いようのない疎外感が湧いてくる。
『あなたは、だれにも見えない不思議なものを見るのよ。これからもずっと。それはきっとあなたの人生を惑わせる。
それでもどうか目を閉じないで』
いつかだれかに言われた言葉が、イバラのように体に絡みついて、僕の足を動かなくする。かつては温かみのあった言葉だったはずなのだけれど、今ではつらい。
それが僕を呪いのように縛りつけている。
その日の午後、4限目の授業が終わったところで僕は学部棟を出た。
駐輪場に向かいながら今日はサークルにでも寄ってみるか、と考えた。学科の同じコースでできた男の友人に誘われて、一緒に文芸サークルに入ったものの、その雰囲気がしっくりこなかったらしいそいつが、
さっそく別のゆるそうなサークルに鞍替えするのを尻目に、僕はそれすらめんどくさくて惰性でその文芸サークルに所属していた。
適度に人との繋がりができて、かつ過度に個人的な時間に干渉しないという条件を満たしていれば、なんでもよかったのだろう。たとえ、それが「アリ観察部」だったとしても。
急ぐわけでもなく、自転車に乗らずに押して歩きながら、僕はサークル棟へ向かう道をのたのたと進んでいた。
そのあたりは、ラグビー部が走り回っている競技場があるせいでいつも埃っぽい。周囲には同じように授業上がりでサークルへ行こうとする人たちがいた。コンビニ袋をぶら下げている姿が多かった。
サークル棟の自販機は、カップが出てきて飲料水が注がれるタイプだったが、
こいつが『コイン飲み』の常習犯で、100円玉を入れたのに、「押してください」のランプが点かず、返却ボタンを押しても反応しないということがよくあるのだった。
たぶん生協だかに言えば返してくれるのだろうが、入れた証拠は? と言われれば困るし、なによりキャンパスの外れのサークル棟までやってきて、また大学会館まで戻るのかと思うと、100円くらいいいか、という心境になり、結局泣き寝入りをすることになるのだ。
0338非通知さん@アプリ起動中 (スップ)
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2018/08/09(木) 22:33:15.36d
>>295
ちゃんとこういうの用意するんやなあ都会
0340非通知さん@アプリ起動中 (ササクッテロル)
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2018/08/09(木) 22:33:29.22p
それを学んでいる学生たちは、みんな飲み物はあらかじめ買ってくるのだった。
僕も小腹が空いているのに気づいて、コンビニへ行こうかと考えたときだった。
目の前に不思議なものを見た。
いや、目の前、というよりも上空、というべきか。道沿いに背の高い照明柱があるのだが、その柱の上にだれかが腰かけているのだ。
落ちたら大怪我か、へたしたら死んでしまいそうな高さだというのに、その人は平然としてどこか遠くを見ている。黒いシャツに黒い帽子、そしてホットパンツという格好の女性。
なんだあれ。
僕は思わず立ち止まって見上げた。
風があるので、着ているシャツがバタバタと揺れている。回りの人たちも気づいて、そちらを見ながらヒソヒソと話したり、指をさしたりしている。
大学に入って、高校時代とは比べ物にならないくらい変な人が多いことには気づいていたが、こういう体を張った人はさすがに見ない。
前を歩いていた女の子2人組が柱の上に声をかけて、手を振った。すると最初は気づいていなかった柱の上の女性も、我に返ったように振り向いたかと思うとニコリと微笑み、手を振り返した。
0347非通知さん@アプリ起動中 (ササクッテロル)
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2018/08/09(木) 22:33:50.27p
2人組はキャーという歓声をあげて歩き去っていった。
器用に足を絡みつかせて柱に腰かけている女性は、風に目を細めながらまた遠くへ視線を移した。僕はそちらを気にしながら柱の横を通り過ぎる。
遠くを見ているその横顔はどこか近寄りがたい雰囲気で、僕はその顔をどこかで見たことがあるような気がした。
先を歩いている2人に追いつくと、「知り合いですか」と訊いてみた。
「ぜんぜん」
という答えが返ってくる。
変な人がいるのだな。
そう思いながらサークル棟に入ってからも、彼女のことが気になって仕方がなかった。
部室にいた先輩に身振り手振りで今見た人のことを訊いてみると、「ああ」と言って頷いた。
「妖精ね、妖精」
もう1人の先輩が相槌を打つ。どうやら彼女は大学でも有名な人のようだ。
キャンパス内で時おり、ああいう奇行を目撃されることがあるのだとか。それでついたあだ名が妖精。
「文学部の院生だって聞いたような」
「理学部でも見るよ」
「え、農学部じゃないの」
……どうもいたるところに出没しているらしい。
俄然その奇妙な人物に興味を持った僕は、キャンパスの妖精をもう一度見ようと部室を出た。部室は3階にあったので、いつも出入りに使っている屋外階段のテラスに出て、照明柱のほうを見下ろす。
しかし柱の上にはもう、その姿はなかった。
0353非通知さん@アプリ起動中 (ササクッテロル)
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2018/08/09(木) 22:34:05.80p
その夜、悪夢を見た僕はうなされて目を覚ました。
夜明け前の薄暗闇のなか、僕は息を深く吐いて布団から体を起こす。
思い出した。あの横顔。繁華街で、この世のものではないものたちを引き連れて歩いていた、あの青白い顔。話しかけた僕に、「うしろに並べ」と言って一瞥もくれずに通り過ぎていった、あの人だ。
もう一度会いたい。
薄明の滲み出すカーテンをじっと見ながら、強くそう思っている自分に気づいた。
どうしてなんだろう。
あの人にもう一度。
0363非通知さん@アプリ起動中 (ササクッテロル)
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2018/08/09(木) 22:34:32.78p
「だから、そう言ったじゃんよ」
もう1人にもたれかかるようにしながら、馴れ馴れしくそんなことを言って、同じ学科の友人が前を歩いている。
一般教養棟の長い廊下だった。僕は笑いながら、その場にふさわしい突っ込みを入れるために2人に近づこうとして、ふと足を止めた。視界の隅に、黒いものの影を見た気がしたからだ。
まただ。またあれだ。
僕は視線を走らせるが、黒いものは、開いていた教室の扉の向こうへ逃げ込むようにして消えた。
「どうした」
友人が振り返って訊いてくる。
「いや」
彼らの視線のなかに、異物を検見しているような微かな色があった。
また歩き出した僕は、こうして仲の良い学生を演じながら、自分は実際は前を行く2人と、どこか根本的な部分でまったく違う人間なのだ、ということを思い知らされた気持ちになった。
腹に重い鉛のようなものがゆっくりと沈殿していく。そうして日々の生活のなかで溜まっていく鉛が、いつか僕をズブズブと地面の底へと沈めてしまうのだろう。
教養棟を出たところで僕は、寄るところがあるから、と言って2人と別れた。古本屋にでも行こうかな、と思って駐輪場に向かったとき、ほんの目と鼻の先にある壁の出っ張った部分の向こうで、黒いものが動いたのを見た。
キッ、とそちらを睨む。
0365非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/09(木) 22:34:34.830
たな
@hsKXF62nEHKDkJI
ラブライブから始めた友人から電話来て
たな「どした??」
友人「お前グラブル やってたよな?」
たな 「多少は」
友人「じゃあ2年組に投票しろ」
たな「うん?」
友人「お前ガチだったよな?コラボキャラなんかどうでもいいよな?投票しろ!!!」って
電話かかって来て選挙法違反って言葉が浮かんだ
0369非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ)
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2018/08/09(木) 22:34:54.170
リアルは地獄 ハジブルの意味 見つけその先にHRTという閃光がある
0376非通知さん@アプリ起動中 (ササクッテロル)
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2018/08/09(木) 22:35:15.50p
いい加減にしてくれ。そう心のなかで叫んだ。その叫びは頭のなかで余韻を残すこともなく消え去った。
目の前に黒い帽子の女性がいた。体のラインがわかるボーダーTシャツを着て、下はこの前と同じホットパンツ。
妖精だ。
僕は息を止めた。
妖精が、僕と向かい合うようにして、同じ場所を見ていた。なんでもない壁の一部を。黒いものはもう見えない。
「あの」
声をかけた僕に、彼女は静かに視線を向けた。睨むような鋭い目つきをして、タバコを咥えている。白い煙がゆっくりとたちのぼっている。
彼女は指先でそのタバコを摘み、「なんだ」と言った。
「今の、見えたんですか」
「……」
彼女はすぐに答えず、もう一度タバコを口元に引き寄せた。
一度、会いましたよね。夜の街で。
続けてそう訊ねようとしたとき、僕はふいに聞こえてきた雨音に思わず空を仰いだ。
サァサァ……。
あっという間に、小さな雨粒がヴェールのようにあたりを包む。
僕と彼女はその雨のなかで向かい合ったまま立っている。周囲の学生たちはそんな僕らを邪魔そうに避けながら、歩き去っていく。駆け足にもならず、空も見ないままで。
「これは、なんですか」
その問いかけを彼女にするべきなのか、考える前に口が動いていた。
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