>>493
更に腰が早くなる。

口の時のように出されてしまう。本能がそう言っていた。抵抗する手を必死に探す。

バンッ! バンッ! バンッ! バンッ! バンッ! バンッ! バンッ! バンッ!

「イヤっ!イヤ、イヤ、ダメっ!ん……んぁ…………ん…………ぁ……ん…………」
 ──見つかりもしない手を、必死に。

「……出すよフェルティアちゃん妊娠してね!」

「あぁ……ん……だ、め……ぁ……ぁ…………」

深く、奥に突き刺されて狙いを固定される。男のモノがビクン、と震えて熱い液が私の奥に入り込んで埋めていくのが分かる。

びゅっびゅびゅるる―っっっっ!!! 

「ぁぁっ! あっ! あああっ! ああっ! い、やあ、あ、あ、あああああっっ!!!!」

震えて放出した男のモノが私から離れる。そして男は今の私を写真で撮影した。

「はぁっ、はぁ──。フェルティアちゃん、良い表情だよ……」

その時の私はどんな表情だったのだろうか?
 
自分では笑っていた気がする。

 
それはとても、とても──絶望しきった表情で。