みざぶろ

劇的な童貞卒業をしようとして風俗店をはしごした時の話 1

人間関係って難しくないですか?(挨拶)

どうもみざです。今回はある程度長くなりそうなので早速本題へと入ろうと思います。



まず始めに、僕は『一線を踏み越える』部分をどうしても躊躇してしまうフシがあります。基本対応が後手になる事が多い。ああ好意があったんだ、とかね。距離感が色々掴めないのかもしれません。

そんな生来の気質とも呼べるものとか、単純に性格がアレとかがあったおかげで僕は二十ウン歳まで縁がなく童貞でした。好意を持つ、持たれるということが良くわからないせいでずるずる来ちゃった訳です。

まぁそれを卑下したり吹聴するような事も無いんですが……それでもやはり男たるもの、性交というものに憧れはする。そして、そうなってくると気になるのは大人になると行ける『風俗』というものの存在な訳です。

更に(20代での童貞卒業って、結構遅いのでは?)なんて考えちゃったりもした結果――

『ならばいっそ他人とは違う、珍しいタイプの童貞卒業をしたい!!』

なんて風に派生する若かりし頃の僕の思考も皆様には……というか男の方には、一定のご支持を頂けるのではないかと考えております。

そんな訳で僕はある時一念発起し、

『童貞を卒業したその日に風俗店をはしごし、沢山の女を抱いた男』

という称号を得るために、風俗街が存在すると噂の札幌すすきのへと繰り出したのです。電車で。片道2〜3千円。高い。