悲報

プログラムがブラックボックス化するとサービス終了することが判明


――まず、『拡散性』が終了することになった率直な理由を教えて下さい。

岩野弘明氏(以下、岩野) いまだからお伝えすると、もともと『拡散性』を配信する前後で、
とあるどうしようもない事情からコアスタッフが抜けたんです。その状態で運営を続けていき、
ありがたいことにヒットはしていたのですが、それ以降に新しい展開や盛り上げ施策を行おうとしても、うまく運営ができずにいました。

――そんなことがあったのですか。

岩野 コアスタッフが抜けてしまったがゆえに、核となるプログラム部分がブラックボックスのようなものになってしまい、
それを手探り状態で更新していたんです。それをなんとか打破しようと考え、運営1年後のタイミングでいまの運営会社に移管をしました。
そのタイミングでプログラムを1から作り直そうという話もあったんですが、通常の運営をしながら並行して新規でプログラムを作るのは
思った以上の難易度で、想定していた作りにはなりませんでした。結果、運営のしやすさはさほど変わらない状態で、新しい仕組みを
取り入れることも難しくなっていました。そのような大きな壁にぶつかったことが、ひとつの要因です。
https://app.famitsu.com/20141226_479007/