「なのはなファミリー」に1ヶ月いた事あるけど質問ある?
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暇だから立てた
なかなか不思議な体験だったよ(もう8年前の出来事だけど結構覚えてる)
なのはなファミリーって言うのは、摂食障害の人が共同生活を送っている団体(NPO)のこと。
自分は摂食障害じゃないんだけど、そこの代表が元々肢体不自由の人の支援をしてて、そっちの関係で世話になった
質問をみて関連がある話題があったら、こっちからも書いていくから、なんでも質問どうぞ そもそも、その団体のくわしい内容もわからないし
イッチの関与理由もしらんしな
みなさん御存知の〜テイでされても
なので、イッチががんがんかいていきなよ 見るから どんな団体か知らないけどこれって>>1特定簡単にされそうだけど大丈夫なの? >>2
病名は伏せるけど脳性まひ(歩けない)
>>4
大丈夫だと思う。そこの入居してた人数は自分がいた時で70人弱いたし
毎年行事の写真とか載るだろうけど、
メンバーがずっと一緒って訳じゃないから
(人によって暮らす期間は様々だけど、自立して出ていく人もいるから)
もう結構経ってるし、当時の写真探すの困難だと思う。 1でも書いたように、そこの代表は肢体不自由の方の支援もしてた
その人の状態に合わせて、トレーニングメニュー年1回、考えて提供してくれる
全国に利用者がいて、自分もその1人
2歳の頃から通ってたから、結構な付き合いだった。
摂食障害の方に力を入れ始めてからは、あまり通わなくなって、付き合いもなくなったんだけど(代表の活動拠点が移ったから)
親がコンタクトとったのか、向こうからなのか
「泊まり込みで1ヶ月集中して訓練しないか」って誘いが来た。
(調べれば出てくるから言ってしまうと)
なのはなファミリーの施設は岡山県の山奥にある。自分が住んでるところとはだいぶ距離があったから、結構大掛かりな出来事だった 木造の廃校舎だったし隔離されてるような感じ。
自分以外は摂食障害の人達
20代くらいの若い人が多かった
正直ビクビクしながら行ったけど、パッと見普通の人のようで、障害があるとは思えなかった。家出なんでは?と思ったほど。
(最近調べたら)
摂食障害は環境が変わると症状が無くなるらしい。精神面が重要だから、そこをしっかりさせるために入居期間は長めだったのかもしれない ここからどんな感じだったかゆっくり書いてく。
自分はほとんど一日中訓練だったから、その人たちの活動を見てたわけじゃないけど
・畑作業
・楽器演奏
・フラダンス
・ボランティア
とかが主だったと思う。
たまに行事があった
年4回なのはなファミリーが主催する「コンサート」があるんだけど、それのために楽器演奏とフラダンスを練習してた
(これについては後で書くと思うけど、かなり本格的) やっぱり過ごしてると独特な雰囲気とルールのようなものがあって
・代表と代表の奥さんのことは「お父さんお母さん」呼び
・食事の時は今日あった出来事の感想を一言ずつリレーで話していく
「そろそろ挨拶しようか」って言われるまでずっとリレーするんだけど、二週目になるとほとんどの人が「パスでお願いします」って言うんだよね。何回も回す意味がよくわからなかった…w
・あだ名をつけられてた人もいた(何故か出身地で) 当時はまだ子どもだったから
(入居してる人達が)
知らない人をお父さんお母さん呼びするとか
毎日30分のミーティング(''お父さん''の話を全員で集まって聞く)
とか宗教じみてるなと思ってちょっと怖かったんだけど
過ごしてて聞いた事情を思うと仕方ないのかもしれない 希望者は入居前に必ず保護者との見学が必須で
フラダンスとか楽器演奏が披露されて、全員の自己紹介がある。
もちろん見学した日は帰宅だと思う。
聞いた話だと
ある入居者が「親に置いていかれた」らしい。
親だけ帰ろうとして代表が車で追いかけたけど追いつけなかったみたいで。
自分よりひとつ年上(義務教育が必要な年齢)もいた。学校に通えなかったって言ってた
やっぱり精神的な部分から発症してしまうのかなと思う(家庭環境とか)
よくよく考えてみれば、家族からサポート受けられるならそうしてるよなぁ
みんな明るかったからわからなかったけど、唯一の拠り所なんだろなって思った 生活はキツかったけど新鮮でもあった。
行事もあったし
・テレビ一切無し
・食事のルールもそうだけど、食後に爆音で流される「Queen」の音楽
・なのはなファミリー主催のコンサート
(ちょうど時期が被った。ちなみにフラダンス強制参加させられてしまう)
・温泉みたいな共同風呂に毎日入る
・黒豆収穫
・おせち作り(自分は柚子味噌作りを手伝った) 食事は山奥とは思えないほど豪華な時もある
北京ダックみたいなのが出てきた時には驚いたし、めちゃくちゃ美味しかった。
あと、印象に残ってたのは黒豆ゼリー
黒豆の煮汁で作ったやつ。これが死ぬほど美味い
コーヒーゼリーよりも好き。
密度があって味が濃くて甘い
もともと豆類が苦手で警戒してたから衝撃だった。 1ヶ月の期間がクリスマスにかぶってたんだけど、ちゃんと「サンタからのプレゼント」もあった。70人弱全員分。しっかり枕元に
ちなみに靴下2組。
自分としては今まで靴下の何倍もするもの貰ってたからだけど、
1つ年上の子が「小二の頃からプレゼント貰えなくなってたからまた貰えるようになって嬉しい」
みたいなことを言ってて心が痛かった記憶
靴下2組とはいえ、全員分買ったら値段結構するよね
(ひとつの店で買ったら怪しまれそう。ハシゴしてたとしたら、手間かかってたんだなぁ) 風呂上がったので書いてく
上で書いた通りちょうどコンサートの時期に被っていたから、夜は楽器の音が聞こえてくる
食後、爆音で流れるQueenの曲はコンサートで演奏するやつだった
たまに休みが貰えるというか
「訓練はしなくていいけど、器具を使って立ったままみんなの練習見てて」って言われる時もたまにあったから、演目は結構見ることできた
それに会場リハーサルも含めるとかなりかも
コンサートはミュージカル形式で
劇の間に曲の演奏、フラダンスが挟まれる
オリジナル脚本だし、劇のキャストが気に食わないって別の人に代わったこともあったし、ガチだった。 沢山の人に需要は無いかも知れないけど昔そういう施設への入所真剣に考える位摂食障害で辛かったから中の生活興味ある
1はリハビリして少しは良くなったの?
何歳発症で原因は? 演奏に関してはボーカルもいたし(めちゃくちゃ上手い)楽器はトランペットからホルン、トロンボーン、ドラム、鉄琴木琴……
数も種類もめちゃくちゃ多かった
それだけじゃなくて、曲中に新体操みたいなパフォーマンスも入ってて
例えばQueenの「Bicycle Race」って曲の時は、一輪車でリボン持ってくるくる回ってたり、
(誰に作って貰ったか知らないけど)オリジナル曲を演奏してたり
初めて見た人はビビるレベル >>16
見てくれてありがとう。
すごい色んな体験できたから書いてこうかなと思った。
うん、効果はあったと思う
生まれた時に仮死状態になったらしいからそれが原因かもしれない。多分脳に影響出たのかも。ほぼ生まれつきみたいなもんだね フラダンスの方も曲結構あった。
「せっかくだから参加しな」って言われて、フラガールの主題歌?のやつに参加した。
簡単そうに見えてもなめらかに踊るの結構大変で、期間長い人もいるんだろうけど、これに加えて演奏もできるのほんとにすごいなと思った。
ほんとにもったいないというか、結構貴重な人材だと思う。 劇の方もオリジナル脚本だろうけど、かなり面白くて、独特だった。
ファンタジーとかじゃなくて問題提起みたいな感じだったような気がするけど
当日は基本的に会場受け付け、アンケート配りを手伝ってた。
かなり人が来てたし、周辺地域じゃもう有名だったんだろな。
お金はとってないだろうけど、とっていいレベルだったし
たぶん昔のコンサートの様子とか少しYouTubeにあると思う。 なのはなファミリーは学生が入ってもOKで
義務教育と高校もかな?は通わせてくれるらしい。
ひとつ上の子も、勉強が追いついたら近くの学校に通うって言ってた気がする
「卒業(独り立ち)」もできるし
施設から仕事に通いたければ、通うこともできるっぽい。
あと、簿記の勉強みんなでしてたような記憶がある。
町の成人式にも参加させてくれるっぽい
夏祭りとか、正月行事、バーベキューもやるし、サポートほんとに手厚いと思う。
上にも書いたように独特な雰囲気もあるし、コンサート関連はすごい厳しかったから、慣れるまでは大変そうだけど 起きたので、最後に施設(生活)の詳しいやつ書いて終わりにします。
覚えてる範囲で
・入居者は全員女の人(たまに男性が出入り)
・施設は最初言ったように、木造廃校舎
・体育館で演奏、フラダンスの練習
・朝7時にご飯だった気がする
・夜7時〜だいたい30分のミーティング
・お風呂は渡り廊下の向こうにある
(でかい風呂だから、毎日入れる)
・部屋は基本4人で寝てるらしい(2段ベッド) 自分からはこんな感じかな。
読んでくれてありがとうございましたー
なんか質問あったら答えます
施設についてとかじゃなくても、大丈夫です >簿記の勉強みんなでしてたような記憶がある。
https://news.line.me/articles/oa-shujoprime/6570808545fc
昨年末に奈央さんが難関の税理士の国家資格を取得したことは聞いていたが、ついに税理士事務所の就職先が決まったのだ。
「私は39歳で社会経験がないし、資格は取っても実務経験がないので、働くのは難しいと思っていました。ただ、なかなか就職先が決まらなくても、きっといいところが見つかるだろうって焦らなかったんです。 小野瀬健人[オノセタケヒト]
1954年、茨城県生まれ。法政大学文学部卒。82年から現在までジャーナリストとして月刊誌、週刊誌などで取材、執筆活動を続ける。著作活動のほか、脳の仕組みと身体の機能との関連を解明しながら心身障害児リハビリ訓練の研究・開発を行う英国・ブレインウェイブ・センターと提携する特定非営利活動法人(NPO)ハートピーの理事長を務める。現在、摂食障害からの回復プログラムの開発と、摂食障害の女性の回復支援をする団体の設立・運営の準備を進めている ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています