けど、残念なことに2年生になってすぐに足の大きな病気にかかった。
なんか最近痛いなと思っていたら、ある朝起きると痛みで歩けなくてリビングまで這って行ったのを覚えてる。

何件か病院を回ってやっと病名が判明したが、治療法が確立されてなくて歩けるようになるか分からないとまで言われた。
ひとまずその病院に入院することになり、牽引と言う足の先に重りをつけてベッドの外に垂らして、一日中ただ引っ張るだけという治療が始まった。

両親も祖父母たちも本当に心配してたのを何となく覚えてるが、当のワイはポケモンに夢中だった。
そして攻略本の「ズバットを倒すと素早さが上がるぞ」と言う一文からポケモンの沼に入り込んだ。
6Vのフライゴンを作りたくて狂ったように卵を返してた。ストーリー内の対戦しかしないのに。


おまけだが、去年ソードを買ってみてちょっとやり込んだ。
だけど以前のようにハマることはなかった。
年齢もあると思うが、あのときの辛い現実に立ち向かうための必死の抵抗だったと気づいてフライゴンをモンスターボールにしまった。